長浜市議会 > 2018-03-15 >
03月15日-03号

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  1. 長浜市議会 2018-03-15
    03月15日-03号


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    平成30年第1回定例会          平成30年長浜市議会第1回定例会会議録────────────────────────────────────平成30年3月15日(木曜日)────────────────────────────────────議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 各議員個人・一般質問────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 各議員個人・一般質問────────────────────────────────────応 招 議 員 ( 25名 )出 席 議 員 ( 24名 )  1番 浅 見 勝 也 君            2番 佐 金 利 幸 君  3番 山 崎 正 直 君            4番 草 野   豊 君  5番 中 川 リョウ 君            7番 柴 田 光 男 君  8番 轟   保 幸 君            9番 柴 田 清 行 君  10番 松 本 長 治 君            11番 森 田 義 人 君  12番 石 田 節 子 さん           13番 吉 田   豊 君  14番 中 嶌 康 雄 君            15番 東   久 雄 君  16番 阪 本 重 光 君            17番 藤 井   繁 君  18番 竹 本 直 隆 君            19番 西 邑 定 幸 君  20番 竹 内 達 夫 君            21番 鬼 頭 明 男 君  22番 浅 見 信 夫 君            24番 西 尾 孝 之 君  25番 矢 守 昭 男 君            26番 押 谷 與茂嗣 君────────────────────────────────────欠 席 議 員 ( 1名 )  6番 鋒 山 紀 子 さん────────────────────────────────────事務局出席職員氏名 事務局長 藤 本 茂 良 君         次長   細 川   顕 君 副参事  岩 田 宏 子 さん        主幹   山 田   均 君────────────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君 総務部長   且 本 安 彦 君       総合政策部長 北 川 雅 英 君 市民協働部長 北 川 賀寿男 君       市民生活部長 今 井 克 美 君 健康福祉部長 藤 居   敏 君       産業観光部長 松 居 雅 人 君 都市建設部長 米 澤 辰 雄 君       北部振興局長 山 田 昌 宏 君 教育長    北 川 貢 造 君       教育部長   改 田 文 洋 君 会計管理者  寺 村 治 彦 君       長浜病院事務局長                               小 川 幸 男 君 湖北病院事務局長               防災危機管理局長        西 川   昇 君              江 畑 仁 資 君 財政課長   内 藤 正 晴 君       財政課課長代理森   宏 志 君────────────────────────────────────    (午前9時00分 開議) ○議長(柴田清行君) 皆さん、おはようございます。 会議に先立ち、ご報告申しあげます。 本日の会議に、鋒山紀子議員から欠席の届けを受けておりますので、ご報告を申しあげます。 それでは、あらかじめご連絡を申しあげましたとおり、会議規則第9条第2項の規定により会議時間を繰り上げ、これより本日の会議を開きます。───────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(柴田清行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において中川リョウ議員、中嶌康雄議員を指名いたします。───────────────────── △日程第2 各議員個人・一般質問 ○議長(柴田清行君) 日程第2、これより議員個人による一般質問を行います。 一般質問に入る前に、議員及び当局の皆様にあらかじめお願いをいたします。 一般質問については、全て質問席から小項目一問一答方式といたします。回数は3回まで、質問時間は40分以内と決められておりますので、念のため申し添えます。 また、重複する質問につきましては、既に答弁をされている内容を十分勘案いただき、省略または不足する内容のみにとどめていただくなど調整をお願いするとともに、答弁に当たっても、同じ回答を繰り返さないよう簡潔明瞭に発言いただき、議事運営にご協力をいただきますようよろしくお願いを申しあげます。 それでは、発言通告表の順位により順次発言を許します。 まず、轟 保幸議員、登壇願います。 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) (登壇)皆さん、おはようございます。 すっかり春めいてきまして、今日は最高気温20度というような予想も出ております。今日は注目の議会でございます。傍聴席もたくさん来ておられまして、マスコミも入っておられるということで、少し緊張しておりますけども、よろしくお願いします。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 まず、大項目1点目、長浜市の経済好循環についてお尋ねをさせていただきます。 国では、地方創生のためには地方に仕事をつくり、仕事が人を呼び、人が仕事を呼び込む地域経済の好循環を拡大していくことが必要であり、このためには自治体がエンジンとなり、地域の総力を挙げて地域の資源や資金を活用して、地域の有効需要を掘り起こし、地域の所得と雇用を生み出すことが地域における成長と分配の好循環をつくり出すことであるとしております。 では、長浜市の地域経済への循環の状況はどうなのか。最近では、ビッグデータを使ったリーサス、いわゆる地域経済分析システムでの分析が各地で行われております。本市においても、このリーサスを利用されているとお聞きしましたので、以下の点をお伺いします。 小項目1点目、リーサスの中の地域経済循環図というのがあるんですけれども、これでは地域のお金の流れを生産、分配、支出の3段階で見える化したもので、各段階におけるお金の流出、流入の状況を把握することができるために、地域経済の好循環を実現する上で改善すべきポイントを検討することができるとされております。このリーサスの地域経済循環図で見る本市の状況、特徴はどうなのかをお伺いさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) おはようございます。 リーサスによる本市の地域経済循環図によりますと、地域内企業の経済活動を通じて生産された付加価値額は4,354億円と県内6位となっており、またそこから労働者や企業の所得として分配される額は4,832億円と、県内では大津、草津に次ぐ3番目となっております。しかしながら、消費や投資を示す支出についても地域外への流出額が478億円と、大津、近江八幡市に次いで3番目となっております。これは、地域住民の消費や企業の投資が市外へ流れていることを示しておりまして、市外での消費が多いことが特徴と言えます。なお、このリーサスのデータにつきましては、2013年ということになっておりますので、直近の経済状況とは若干異なるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 今ほどのお答えでは、地域外の流出が478億円あるということで、次の2番目の質問に入らせていただきますけども、このリーサスの地域循環図での経済循環率、つまり総生産額を所得分配額で割ったものでございますけども、今ほどお答えがありました2013年のこのデータでは、総所得も4,832億円、そのうち地域外流出が478億円でありまして、経済循環率が90.1%となっております。仮に、これが経済循環率が100%、ほかの市でも100%というのがあるんですけども、100%になれば、市の財政面でどういうような効果があるのか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 地域経済循環率が100%になりますと、現在地域外へ流出しております478億円が地域内で消費され、地域内生産活動の付加価値額へと還流され、さらに生産活動からもたらされます所得が、市内の雇用者に分配されるというようなことになります。 お尋ねでございますけれども、地域経済循環率向上により増加した地域内消費額がどの程度市内に居住する雇用者の皆さんに分配されるか、こちらのほうは今のところ把握が困難ということでございますので、直接市財政への影響額については推計が現在のところ難しいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 把握が困難ということでございますけども、この478億円の相当な流出があるんでございますけども、これが企業活動とすれば相当な、3億、4億の税収に見込まれるというふうに私は思っておるんですけども、なかなか把握が難しいということでございますので、またそのような計算ができればお教えいただきたいと思います。 それでは、次の小項目三つ目、この地域経済の好循環への取り組みということでお伺いをさせていただきます。 地域経済の好循環のためには、種々さまざまな地域経済の振興策を打っておられますけども、企業の生産性を高めるということも大切でございますけども、地域内の消費を喚起させ、この478億円、この流出を防ぐことも大切であると考えますが、地域内の消費増加対策、これはどのようにされておるのかお伺いをさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 本市の地域経済の好循環に向けましては、支出の地域外への流出を制御することが重要と考えております。その実現のためには、市民の消費、投資活動を市外から市内にシフトすること、それと市外住民の市内での消費を増加させることの二つの対策があると考えております。 まず、市民の消費、投資行動を市内にシフトすることにつきましては、企業投資の市外流出を防ぐために、設備投資が市内で行われるように誘導する必要があります。そのために、既存の設備投資に対する助成金でございますとか、税制優遇措置を導入するなど、市内での設備投資を促してまいりたいと考えております。こちらは、昨日の代表質問でお答えしたような対策を考えております。 また、地域外住民の市内での消費の増加につきましては、観光振興策等を通じまして、市外からの誘客を図ることによる観光消費額の増加など、市外からの消費流入を促進いたしまして、地域経済循環における流出超過の解消を目指してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 市外からの消費を拡大するというようなお答えでございますけども、いわゆる地産地消対策といいますか、そういうような対策はどのようにされてるのか、いま一度お聞きさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長
    産業観光部長(松居雅人君) 地産地消につきましては、主に農林水産業で特にうたわれておりまして、そちらは農業施策のほうで取り組んでおるところでございます。そのほか、いわゆる商工業につきましては市内の企業がお持ちになっております技術、製品等を同じく市内の企業の方に広くPRするということで、域内の経済循環を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 昨日の会派代表質問でもございましたけども、中小企業支援策、県内でナンバーワンという話もございまして、生産性を高めるという意気込み、大変結構でございます。どうか、そのようなことで地産地消対策、特に公共事業での地産地消対策もよろしくお願いをいたしまして、次の質問に入らせていただきます。 国保診療所についてお伺いをさせていただきます。 国民健康保険診療施設、国保直診は、昭和36年に国民皆保険制度が施行されて以来、国民健康保険制度の普及と無医村、無医地区を解消し、住民の疾病予防と治療を進めるため、保険者、市町村でございますけども、その責務として設置されております。現在では、多くの国保診療所は中山間地、離島、へき地等、医療提供が困難な地域の医療機関として、地域包括医療ケアを推進しています。これらの地域は、一般に高齢化が進み、医療機関が少ない地域で地域の保健・医療・福祉を確保するため、国保診療所は重要な存在となっています、と公益財団法人の全国国民健康保険診療施設協議会が国保診療所を紹介しております。長浜市の診療所条例では、第3条(任務)第1号で国民健康保険、その他社会保険の趣旨に基づき、模範的な診療及び一般患者の診療を行い、国民健康保険事業を円滑に実施すること、また第4号には介護保険法の趣旨に基づき、模範的な居宅介護サービスを行い、介護保険事業を円滑に実施することとあります。 そこで、以下の点をお尋ねをします。 小項目1点目、現在長浜市の国保診療所は歯科診療所を含めて7カ所ございますけども、改めてその役割をお伺いをさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 本市の国保診療所の役割につきましては、次の大きく二つあろうかなというふうに思っております。 一つは、山間へき地等の民間医療機関の進出が期待できない地域における医療の確保でございます。もう一つは、医療・介護・福祉等を一体的に提供する地域包括ケアシステムの推進というふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) それでは、もう一度お尋ねさせていただきますけども、この診療所条例にあった診療が行われているというふうな見解でございますか。もう一度お尋ねをさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 現在、後ほど質問もしていただいてますとおり、診療所の運営については非常に厳しい状況であるということは認識しております。鋭意努力してるというところでございます。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 今ちょっとはっきりわからんかったんですけど、次の質問をさせていただきます。 小項目2点目、医療格差について質問をさせていただきます。 医療格差には、経済的な理由による医療格差と地域間の格差がございますけども、特に地域間での医療格差があることは、健康保険制度、保険料を払っていればいつでもどこでも安心して医療が受けられるという制度でございますけども、この制度上問題があると私は考えております。本市の地域間医療格差についての見解をお尋ねをさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 平成28年度の厚生労働省の医療機関調査によりますと、全国の一般診療所、歯科診療所ともに増加しております。滋賀県におきましては、一般診療所は人口10万人当たり75.2施設、歯科診療所は39.5施設となっております。本市におきましては、一般診療所は80.2施設、歯科診療所は43.5施設と滋賀県の平均を上回っている状況です。しかしながら、山間へき地を抱えます本市におきまして、西浅井地域、余呉地域、浅井地域の上草野地域におきましては、民間の医療機関がないため、地域間の医療格差が生じないように国民健康保険の診療所を設置しているといったところでございます。今後、民間の医療機関の進出の見込めない地域につきましては、市の責務として国民健康保険の診療所の維持に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 私の住んでるところの中之郷診療所においては、山間へき地ということで、いろいろと努力はしていただいておるんですけども、中之郷診療所では4月から午後の診療がなくなるというふうに言われております。これは、いわば午後無医村、無医地区の近い状態になるというふうに思われて、住民は不安に思われてる状況でございます。これは、医療格差ではないのか、このことに対して市の見解は、当局はどのように思われているのか、いま一度お聞きさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 4月からの中之郷診療所につきましては、湖北病院の運営によります診療ということをお願いしてるということでございますし、そういうふうに説明もさせてきていただいてるというところでございます。湖北病院と中之郷診療所、車で7分程度というふうに聞いております。そういった中での午前中の診療ということはしっかりさせていただくこととあわせまして、訪問看護、そういった部分も含めた湖北病院の運営ということも検討してきたというところでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 医療格差ではないのかという質問をさせていただきましたんですけども、中之郷診療所では、午後、例えば急に悪くなれば湖北病院まで行ってくれと、こういうふうに言われるわけなんで、非常に不安に思っておられるということでございます。そのようなことがぜひないように、今後もお願いをしたいんですけども。医師確保という問題もございますので、次の質問に入らせていただきますけども。 それでは、国保診療所の医師確保ということについてお伺いをさせていただきます。 市立病院においても、医師確保、昨日も厳しい状況ということでお伺いをさせていただいておりますけども、中之郷診療所では現在、診療所の医師がいないために、言われたように、湖北病院とほかの診療所からの医師派遣で住民の診療が行われております。いわば他の診療所とは違う診療形態になっております。それで、努力をされてると思うんですけども、市の診療所の医師確保の現状とその対策はどういうふうにされてるのか、お伺いをさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 全国的に医師の地方の偏在が起きている中、山間へき地を抱えます本市におきましては、議員仰せのとおり医師確保は困難を極めているといったところでございます。現状といたしましては、指定管理者制度の活用、滋賀県や他の医療機関からの派遣によります医師の確保を行っているといったところでございます。今後の対策としましては、引き続き指定管理者制度の活用、滋賀県や他の医療機関からの医師派遣、中之郷診療所につきましては、湖北病院によります運営等あらゆる方策で医師を確保し、山間へき地における安定的な医師確保に努めてまいりたいと思っております。また、将来の医師確保に向けまして研修医の受け入れ促進等や、人材育成につきましては積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) いろいろと努力されてるのはわかるんですけども、調べておりますと、全国的にこの診療所の医師を紹介する、いわゆるリクルートする団体もございますけども、そういうような団体を利用されるということはないんでありますか。いま一度お聞きさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 過去にそういった紹介機関のほうにアクセスさせていただいたこともございます。なかなかお医者さんに来ていただくという分では合わなかったと、マッチングできなかったということでございますが、引き続き、そういった部分も含め情報としては取っていく必要はあるというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 指定管理制度とかいうのも、市は一番頼りにされてるというか、そういうようなこともございますけども、そういった全国的な市の紹介をしているところもございますんで、ひとつそういうようなことで医師確保に努力していただきたいと思います。 中之郷診療所では、湖北病院からの医師派遣ということに今年からなるということでございますけども、医師派遣があっても午後の診療所がなくなっては、これは住民には不安が余計増すばかりでございますので、そこの点を十分に踏まえて今後の対応をよろしくお願いをしておきます。 それでは、三つ目の質問でございます。 中学校での部活動の今後についてお伺いをさせていただきます。 中学校での部活動については、いろんな情報がありますけども、先生の長時間労働や日曜での指導、国体に向けて滋賀県選手養成のための専門的な指導など、各方面ばらばらな政策が入り混じっております。しかし、現実的には生徒数が減少している中学校では、部活動、特に運動部の団体競技を中心とする部活動の廃部が相次いでおります。一部の中学校では、グラウンドでの部活動が全くない中学校も存在していると聞いております。その原因は、生徒の減少だけではなく、専門クラブチームの存在もあると聞いておりますが、中にはどうしても野球やサッカーなど、人気スポーツを子どもさんが部活動に希望されてることで、家庭で移住された例や、またお母さんと子どもさんだけで移住された例も聞いております。しかしながら、一般家庭などの子どもさんは、なかなかそういうことはできません。いろいろな問題もございますけども、基本的には子どもたちの希望を長浜市としてどのようにかなえていくのかが一番重要だと考えます。 そこで、当局のお考えをお伺いします。 小項目1点目、合併後の中学校別の部活動数の増減とその部活名及び廃部の主な原因をお伺いさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 合併時の平成22年1月と平成29年度の時点におけます市内13中学校の部活動の状況についてご説明をさせていただきます。 市内13中学校のうち、合併後に部活動数が増加した学校は2校でございます。両校ともサッカー部が新設されたところでございます。逆に、減少しております学校は7校あり、廃部になった部活動につきましては女子ソフトボール部男子バレー部ボランティア部、サッカー部、野球部、女子卓球部、女子ソフトテニス部、文化芸術部でございます。残りの4校につきましては、部活動には変更はございません。 廃部の主な原因といたしましては、生徒数やその部活の部員数の減少によるものでございます。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 廃部の原因でございますけども、先生方の指導というかスポーツ指導が苦手な先生もあると思いますけども、そのような原因で、生徒数が少ないというのが一番原因だと思いますけども、そういうような原因で廃部になったと、いわゆる部活の面倒を見ていただける先生がないということで廃部になったということはないんでしょうか。いま一度お伺いさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 部活のまず廃部の原因ですけれども、先ほど申しあげましたとおり、生徒、部活動員数の減というところでございます。ご指摘の先生方の減少に伴うというところでございますが、まず部活動につきましては、ご質問にありますように、子どもの希望に沿える形というところが理想でございますが、そのためには指導者に関する条件それから安全性を保つための環境に関する条件等々、いろんな面を考慮していかなければならないというふうに考えております。したがいまして、学校目標の具現化ができるような形で部活動を設置しておりますので、単純に先生方、指導者の方が減少したからといって減少しているわけではございません。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) いろんな原因があると思います。 それでは、次の質問でございますけども、2番目の、今後の長浜市の部活動に対する基本的な考えというのをお伺いをさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 教育長。 ◎教育長(北川貢造君) 部活動についての基本的な考え方ということでございますから、長浜市の教育委員会が、同時に学校現場が部活動を基本的に教育的観点からどう考えているかということについて申し述べたいと思います。 ご案内のとおり、中学校の学習指導要領にはこう書かれております。スポーツ、文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、とこう書かれております。全くこのとおりだと思いますし、中学校教育におきまして、教育は総合的なものであらゆることをやっておりますけれども、中学校教育の柱は二つだというふうに思います。 一つは授業です、キャリアを含めました。もう一つは部活動。だから、中学校の教員は教科指導と部活動指導にずっと何十年と全力をかけてきましたし、今もそうですし、これからもそうなるだろうというように思います。 教科は、どちらかといいますと受け身的ですよね。教員が幾ら主体的、対話的といいましても、教科指導は教員が主で受け身的です。しかし部活動は、そういう中で学んだ知・徳・体、智・仁・勇をよしやってみようといって自分がそこへ踏み出していって、友達とやるという意味で、非常に主体的な、内容的には授業と変わらないような、人間形成上大きな意味があるというふうに考えております。 今後も、この部活動が中学校教育の二本柱ということを認識し、衰退しないように、教育委員会としてはそういう考え方のもとに、学校現場と教員と一体になって推進してまいりたいというように思います。 今も、施設等々との場合にはこういうふうにしたらどうかとか、こういう課題があるとすぐに話に乗って対応してますし、指導者につきましても、専門的指導ができないという顧問は確かにいます。私も、高等学校で野球の顧問を11年しまして、監督は11年しましたけれども、素人でした。でも、隣に西岡先生というすばらしい専門的力量を持った先生がおられましたんで、土曜日ごとにそこへ行って生徒を連れてやりました。こんなことは、専門家でなかっても顧問はできるんです。部活ができないというような教員は、中学校にいてはいかんのです。できるんです。長浜市は、そのために指導員制度というのを、独自のものを持っておりますので。この人がいらっしゃるから来てほしいと言えば、きちっとそのような体制をとっておりますから、そういうことをしながら、くどいですけど、部活動が中学校からなくならないように、全力で臨みます。 長くなりますが、もう一つ。部活動の重要性。私は、今オリンピックが開かれておりますよね。あの底辺は中学校の部活にあるというふうに思います。特別の力を持った人たちも、出発点は部活にあるんじゃないかと。それほど、文化の面もそうです。中学校の部活動は重要だというふうに認識をしております。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) ありがとうございます。 部活は、生徒が主体的となってやってみようという気を起こさせるということでございまして、非常に教育長、すばらしいことを言っていただきました。 では、最近ではグラウンドを使用した、今言いましたように、団体競技が少ないということでもございましたけども、例えばグラウンドを使った競技で陸上というのがございますけども、こういった陸上は少人数でもできると思います。こういう希望があれば、それに沿ってやっていただけるのか、いま一度お聞きさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 教育長。 ◎教育長(北川貢造君) 教育長としては、一人でもやりたいという生徒がいれば、やるというのが学校の使命だというふうに思います。できないことはありません。学校現場の校長が、陸上をやりたいという生徒が一人来たと。私はすべきだと思いますね。そのために、こういうことが必要だということを教育委員会におっしゃっていただいて、一緒になってやっていく。かけがえのない3年間ですからね。大事なことは、やりたいというところから部活動は始まってるわけですから、それが重要な教育活動と認識してるわけですから、一人でもいたらやるのが当然のことです。 ですから、ぜひそういうふうにしたいと思いますし、これはできるはずです。学校の教員と一緒になって、そういうふうに考えてやっていきたいというふうに思います。万が一、そんなもん一人だからできないというなら、それはきっちりと指導してまいりたいというふうに思います。学校というところはそういうところだというふうに思います。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 轟 保幸議員。 ◆8番(轟保幸君) 教育長から、今そのようなお言葉をいただきましたので、やりたいという生徒さんは非常に喜ばれると思います。今後もそういう部活動になりますように期待をさせていただいて、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田清行君) 次に、松本長治議員、登壇願います。 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) (登壇)皆さん、おはようございます。 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず一つ目は、北部地域の医療・介護についてでございます。 先ほども轟議員のほうからも質問がありましたので、そういったところを少し勘案していただいてご答弁いただけたらというふうに思います。 本年度の策定に向け整備を図る第7期ゴールドプランにおける推計人口では、平成37年度の市の65歳以上の高齢者数は約3万3,000人と見込まれ、高齢化率は29.8%と推計されています。しかし、市北部地域の高齢化率は、特に余呉町42.2%、木之本町37.7%、西浅井町36.9%と軒並み市の平均を大きく上回り、今後国全体が迎えることとなる超高齢化社会がいち早く訪れることとなります。また、厚生労働省の推計においても、平成37年度には65歳以上人口の約20%が認知症高齢者となることが予測される中、市民が安心してその地域で暮らし続けるためには、需要に応じた医療提供体制の構築が必要となります。そこで、これからの北部地域の医療・介護について市のお考えを問います。 まず一つ目に、北部地域の在宅医療についてでございます。 旧伊香地域の開業医数は、木之本町、高月町に現在8カ所、余呉、西浅井町においては市の運営する診療所のみとなっています。現在診療されている開業医さんも高齢となっていかれる中、高齢化の進行とともに、ますます必要となっていく往診や訪問診療等の在宅療養を支える体制については、市はどのように考えておられるのかお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 先ほど轟議員さんにもお答えいたしましたとおり、北部地域におきましては、医師の高齢化や後継者不足といった中で、慢性的な不足が続いているといったところでございます。しかしながら、民間医療機関の新規参入が見込めず、診療所の新たな医師確保も困難であるといった現状でございます。医師不足の根本的な解決が必要となっているといったところでございます。 このような中で、今後の在宅医療のニーズに応えていくためには、医師や医療スタッフ等の限られた医療資源をいかに有効に活用していくかといったところが重要であるというふうに考えております。そのためにも、一つの方策といたしまして、湖北病院を中心としました病診連携の強化が必要というふうに考えております。今後は、湖北病院を基幹病院としながら、湖北医師会、関係医療機関等と連携のもと、北部地域の持続可能な在宅医療の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) 次に参ります。 地域の医療・介護需要についてでございます。 市北部地域においては、医師をはじめ看護師や技師など、医療スタッフの確保についても厳しい状況が続いていると聞いています。例えば、診療報酬改定において機能維持を目的としたリハビリテーションは、病院では難しくなるにもかかわらず、北部地域には訪問リハビリを提供する民間事業者の参入はほとんどなく、市民の中にはリハビリを受けられない状況となるのではないかと大変心配されている方がおられます。 このような状況下、北部地域に今後見込まれる医療・介護需要をどのように捉え、それらの課題に対して市としてどのような方針を持っておられるのか、市のお考えをお聞きします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 医療需要への対応に関しましては、先ほど答弁させていただいたとおりでございますけれども、介護需要につきましては、介護予防並びに重症化予防の観点から、リハビリ機能が特に重要になるというふうに考えております。 また、ご指摘のとおり、今回の診療報酬の改定では、維持期の外来リハビリの診療報酬は厳しくなる見込みでございます。医療保険から介護保険によるリハビリへの移行が促されているといったところでございます。今後は、通所リハビリや訪問リハビリの需要が高まってくるというふうに予測しているところでございます。市といたしましては、民間事業者さんの参入が厳しい地域におきまして、県や関係機関と連携しながら、医療、介護の体制を維持していく必要があるというふうに考えておりますし、また健康づくりや予防活動といったところにつきまして、市民の皆様と一緒に取り組んでいく必要があるというふうに考えているとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) 今のご答弁をお聞きしますと、確認なんですけれども、要は将来、これは北部だけではないですけれども、民間事業者に委ねていきたい部分があるけれども、民間事業者がなかなか参入していただけないところについては、市が引き続いてその部分を責任を持って負っていっていただくということかということがまず1点です。もう1点は、さきの発表がありました。滋賀県にとっては大変うれしい発表やったと思うんですけれども、全国平均寿命ですけれども、男性が1位であると。81.78でしたかね、それが1位。女性が4位、87.57。ただ、先日発表されました健康寿命については、男性はちょっと若干落ちまして、16位の72.3、女性の場合はどんと落ちまして、42位の74.07やったと思うんですけども。何が言いたいかといいますと、要は平均寿命は延びた、でも健康寿命はやはり低い。男性の場合は9.48、9年半、女性に至っては13.5年間もの間、介護なりにお世話になるということが、大体そういうふうな話なのかなというふうに思います。これからやはり、急性期、回復期、慢性期含めてトータルで考えていくことが必要。それと、やはり平均寿命とできる限り健康寿命を近づけていく。両方を上に延ばしていくということの取り組みも必要。そういったことで、市はどのように考えておられるのか。包括ということもあるんだろうとは思いますけれども、そのあたりについて少し、この2点、詳しくお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 1点目の民間が参入しにくいところにつきましてどうするかといったところでございますけれども、現在もですけれども、民間が参入いただけない介護事業につきましては、公の施設を指定管理等でお願いするといったことを行っているところでございます。引き続き、民間参入につきましてはそういった対応を進めていくというのが市の責務かなというふうに考えているとこでございます。 続きまして、2点目ですけれども、平均寿命と健康寿命の差ということでお示しいただきました。おっしゃるとおり、平均寿命と健康寿命の差が縮まれば縮まるほど生涯元気で過ごしていただいてるという状況かなと思っておりますけれども、その部分が、言っていただいたとおり、男性10歳程度、女性14歳程度といったところでの差が現在開いているという部分がございます。県のほうにおかれましても、そこの健康寿命をいかに延ばすかといった取り組みについてしっかりやっていこうということだと思います。当然、その部分を健康づくり、予防活動といったところで、健康な方についてはそういった取り組みを進めていくというのが1点かと思います。その途中で、何らかの病気等でリハビリが必要になられた方につきましては、その部分をそれ以上悪くしないといったところが必要になってこようかと思います。そういった取り組みを総合的に進めていく部分が地域包括ケアシステムというふうに思っておりますので、医療、介護連携した中での取り組みということと、あと在宅施設といった部分の取り組みもあわせた取り組みが必要になろうかというふうに考えております。まずもって、悪くならないような取り組みをしっかりと健康づくりのほうで取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) ありがとうございます。 戦略的というか、やっぱり目標、目的をしっかりと持って取り組んでいただきたいと思いますし、今のご答弁を受けて三つ目に移らせていただきます。 湖北病院のあり方についてでございます。 市には、市立長浜病院、長浜市立湖北病院と長浜赤十字病院という三つの公的医療機関がありますが、北部地域における基幹病院は湖北病院です。しかし、湖北病院も老朽化が顕在しており、当地域に必要な医療、介護の需要、課題を踏まえ、今後の湖北病院のあり方をどのように考えておられるのかお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 湖北病院事務局長。 ◎湖北病院事務局長(西川昇君) 地域医療構想による病床の機能分化を踏まえ、病床編成は現在の急性期、地域包括ケア及び慢性期の三つの病床機能を維持するとともに、外来診療におきましては、引き続き地域に必要な診療科を維持していかなければならないと考えております。また、地域の開業医や診療所が限られた中で、訪問診療や訪問看護などの在宅医療部門の充実と介護施設との連携強化を推進していかなければならないと考えております。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) 今のご答弁で2点ちょっと再問させていただきたいわけですけれども、まず1点、湖北病院をどうしていくかということは、まず一つ、包括的に考えていく拠点となる病院であるという位置付けであると。今後、その湖北病院が古くなってきているので、改修なのか新築なのか、そういったご検討をされる中で、そういった基幹的な病院としての全体的な計画に、そういったことを網羅されていかれるとは思うんですけれども、その確認を1点と、じゃあ、その計画が私たちが聞かせていただける時期が大体いつごろになるのか、もしわかっておればお聞かせください。 ○議長(柴田清行君) 湖北病院事務局長。 ◎湖北病院事務局長(西川昇君) 湖北病院につきましては、北部地域の基幹病院として、医療の拠点だけでなく北部地域の地域包括医療ケアの中心的な役割を果たしていかなければならないというふうに考えております。また、今ご質問いただきました施設のことにつきましては、将来構想を今検討している中でございまして、そのスケジュールにつきましても今検討をさせていただいてる中でございますので、ご了解をいただきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) 昨日も検討プロジェクトの中で検討されてるというふうな話でございましたけれども、やはり、ただ今あるものを新しく建て替える、あるいは今あるものを新しく改装するだけではなくて、将来的な計画をしっかりとお持ちいただいて、そのプロジェクトの中で検討をいただきたいということをお願いをして、大項目2点目に移らせていただきます。 長浜市の一体感を育む取り組みについてでございます。 市長は、2期8年を振り返り最も苦労したことの一つに、合併後1市8町の一体感の醸成の難しさを上げられました。確かに、それらのそれぞれの地域にはそれぞれの歴史や文化があり、考え方やルールも少しずつ違います。しかし、1市6町の合併から既に8年以上が経過し、サービスの平準化はもとより、市民共通の理念を有することは非常に重要なことの一つであると考えます。そのためには、それぞれの地域を学ぶとともに、長浜市全体のことについても同じく学べる機会の提供が必要ではないかと考えますが、この点につき市のお考えを問います。 まず一つ目は、市のシンボルの意味についてでございます。 市のシンボルとしてひょうたんがあります。果たして、このひょうたんがなぜ長浜市のシンボルに使われているのか。その意味を理解されている市民の方はどれくらいおられるでしょうか。恐らく、その理解度はかなり低いのではないかと心配しておりますが、そもそも市にとってシンボルとはどのようなものなのか、お考えをお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 少し理念ぽくなりますけれども、シンボルとはということでございます。まさに象徴のことと認識しておりますけれども、それが単一のものによって表される場合もあれば、幾つかの特徴的な物事によって複合的に象徴される場合もあると考えております。 市町合併により広域となった長浜市では、多くの地域資源に恵まれておりまして、地域ごとに象徴する物事が各地に点在していると。また、現在はかつてのような単一の価値観で一つの方向に突き進む時代ではなく、人々がそれぞれの価値観で自分なりの心の豊かさを追求する多様性の時代と言われております。 これらのことからも、各地域に点在するシンボルを各々の地域で大切にされる中で、それぞれの共通項として一定の方向性が見出され、多くの市民の共感を得たときに、それがまさに長浜市のシンボルとなるものと考えているところでございます。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) 市民の皆さん、それぞれ個々の多様性というのはどんどん必要になってくる、重要になってくることだとは思いますけれども、同じ長浜市民としては、やはり共通の認識、共通の目的、やっぱりしっかりと旗印があってそこに向かっていくという姿がなかったら、やはり同じ市になった意味はないとはっきり言えると思いますので、私はこのシンボルとかそういった市の何々というものは大変重要なものかなというふうに思っております。 二つ目に行きます。 学びの必要性でございます。 皆さんにお聞きいたします。長浜市の木は何でしょうか。 じゃあ、花は何でしょうかと皆さんにお聞きしますと、ここにおられる皆さんは全員ご承知だと思いますけれども、このようなことに市の歴史や偉人に至るまで、多くのことを学び知ることは、深く愛郷の心を育てる重要な作業であると考えます。当然、そのことは同じ長浜市民として誇りを共有することとなり、それが市民の一体感の醸成につながるとも考えますが、このことについて市のお考えをお聞きします。 ○議長(柴田清行君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 学びの必要性についてのお尋ねでございますが、本市では一般の方を対象といたしました長浜学や長浜生涯カレッジ、小・中学生を対象とした子ども長浜学、高校生を対象としたふるさと長浜学などの事業を展開する中で、幅広い年代層に地域について学ぶ機会を提供してまいりました。そこでは、長浜市ゆかりの偉人からはその教えや考え方を、歴史遺産や文化財からは先人の知恵や技術を学び今に生かすことに主眼を置いて進めております。その学びを市民の皆さんがともに誇りとすることで、一体感の醸成を図ってまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) これ、さまざまな教育とか学びとかあるわけでございまして、私今回、過去にも振り返って何度かこのような質問をさせていただいているんですけれども、やはりこの長浜市民としての一体感というか、一つになろうということは大変重要ですし、ただそのためにはすごく時間と手間暇がかかるということは十分わかります。10年、20年ではなかなか難しいのかもしれません。でも、やはりそういった取り組みが大事、取り組みの過程が大事なんだと思います。例えば、山の中で雪が降った。雪が降ったら大丈夫かと、川の水があふれた、大丈夫やったかというような思いもあれば、例えば曳山がこうなった、菅浦文書がこうなった、雨森芳洲がこうやった、もっとみんなで喜ぼう、そんなような気持ちがもっとできてくると思うんです。例えば、えきまちテラスにしても、なかなか経営が芳しくないな。それじゃ、ちょっとどんなふうになったか見に行きながら、ちょっと買い物でもしてみようかという市民がもっといてもいいんじゃないかなと私は思うんです。そういったことを考えると、先ほど部長説明いただきましたけど、そういったさまざまな活動で一体どれくらいの方がそこに関わられて、どういったことを学ばれてきたか。もっと簡単に、長浜市民として誇りに思えるような、もっとシンボルをしっかりと表したような、そういったみんなが学べる機会ということが必要ではないかという思いがするんですけれども、その点いかがでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) 今回、世界の記憶に雨森芳洲関係資料が登録されるということで、これについては広報紙「広報ながはま」、それから高月の歴史民俗資料館での展示、それの無料化等々、そういったあらゆる形で市民の皆様に情報を提供し、そしてその雨森芳洲さんのほうの、特に誠信の交わりという外交をする上での、また人とお付き合いをする上での基本的な考え方、すばらしい考え方だと思いますが、そういったものをいわゆる広報すると同時に、例えば雨森芳洲さんであれば、その教えを多文化共生のまちづくりの指針を今回改定いたしましたが、その中に、前書きのところできちっと位置付けて皆様にご提示をさせていただいてると。そういった形で、こういった生涯学習とかそういったものの場だけでなく、いろんな形での計画ですとか、そういったものに、そういった我々が地域の偉人の、または先人として共有すべき人たちについては、強く前面に打ち出して、それで皆様の共有をして誇りに思っていただこうという努力をしているところでございます。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) ご答弁いただきましたので、三つ目に移ります。 そこで、今後の展開でございます。 現在、生涯学習で取り組んでおられる長浜学や子ども長浜学に加え、提案説明の中では、郷土に学ぶ長浜人づくりの取り組みを考えておられるようです。 このように、長浜全体の多くの知識をあらゆる場面で全ての年代の方々に学んでいただける機会の提供が必要と考えますが、今後どのような展開を考えておられるのかお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) ふるさとについて学ぶ機会につきましては、これまでからさまざまな形で提供をしてまいりました。今後は、従来の学びで得た知識を体験によって裏づけして、経験を積み重ねることによって生きた知識にしていく必要があります。そこで、一般の方々を対象にした長浜学は、より高度な学習要求にも応えるため、現地研修やフィールドワークなどを織り混ぜた連続講座を持つ長浜生涯カレッジと統合して、学びのカレッジとして地域課題の解決につながる知識の習得を目指していきます。 また、小・中学生を対象とする子ども長浜学は、自然や科学の体験学習等を主軸にしたジュニア長浜学として強化を図りまして、生きる力を育む機会を提供いたします。 また、高校生を対象にふるさと長浜学に地域産業のすばらしさを体感してもらう現地見学会等を盛り込んで、未来に輝く長浜人育成事業として発展させ、愛郷心を育み、ふるさと回帰につなげていきます。 これら事業を大学、各種団体、企業等との関係機関と連携して展開し、郷土に学ぶ長浜人、地域で育む長浜人づくりの取り組みを進めてまいりたいと存じます。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) 2点再問させていただきます。 最後に言われた、高校生を対象にした取り組みについてもう少し、どういった取り組みなのか詳しくお聞きしたいというふうに思います。 それと、私思うんですけれども、今小学校あるいは中学校の授業の様子を見ておりますと、大変目いっぱいの中で地元のふるさと学というのを学んでおられることもあります。その中で、例えばもっと地域だけのことではなくて、長浜全体のこういったことを、学年に沿って学んでいただく機会をつくるというのは、口で言うのは簡単なんですけども、学校でやっていけるのは、それは今可能なのかどうなのか、そういったことも大変自分の中ではいろいろ思っております。そういった意味で言えば、就学前の子どもたちから、例えばずっと小・中、高、大人になられて、例えばシニアの方でも、例えばちっちゃい方やと簡単なクイズ形式の、みんなが見てみたいようなそういうシートをつくるであるとか、小・中学生にはわかりやすく長浜の簡単な紹介をするような冊子、大人の方にはちょっとコアな、いろんな裏話も含めたような、おもしろいようなそういった冊子をつくって、手にとって読んでいただけるような、そういったふるさと長浜のふるさと全体、そしてまた自分たちの近くのふるさとの歴史、それも含めて学べるような、そういった機会をやっぱり増やしていっていただくことが大事だと思うんです。これは、どこどこにというのではなくて、一度中でしっかりと検討をいただいたらどうかなというふうに思うわけですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(北川賀寿男君) まず、再問の1点目の長浜人育成事業でございます。 これにつきましては、特に若年層、生涯学習の中でも若年層、特に進路の決定という大きな岐路に立つ高校生が、地域とのつながりが非常に薄いということから、高校生を対象にこの長浜市の地という地域のすばらしさ、特に先ほど申しましたが、地域企業のすばらしさを感じていただこうとするものでございまして、具体的には長浜市出身、在住で活躍されている長浜市のPR大使など、長浜市に縁の深い方、そういった方々を人づくりバンクとして登録していただき、そしてその人づくりバンクに登録していただいた方を講師として、市内の高校で授業ですとか、意見交換会であるですとか、講演会、パネルディスカッション等を実施していく。また、現地見学会を開催して地元企業等を訪問していただいて、実際に見聞きすることで地域産業のすばらしさを体験し、ふるさと回帰につなげていきたいという事業でございます。これによりまして、高校生の長浜市に対する誇りや郷土愛を醸成することができ、これからの地域や産業を担う人材を育成していくことができるというふうに考えておる次第でございます。 もう一つの、あらゆる機会にいろんなことを提供していくということは、それはそのとおりでございまして、現在長浜市におきましても、例えば長浜城の歴史博物館でH-1グランプリという形で、いわゆる地域の偉人の業績ですとか、または文化財ですとか、そういったものを発表形式でまとめていただいて、それを歴史博物館のところに展示をさせていただくですとか、さまざまな形でそういった郷土に学び郷土に育まれる長浜人事業ということで展開をしていきたいというふうに考えておる次第でございます。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 教育長。 ◎教育長(北川貢造君) 学校教育についてのご質問も含まれておりましたので、少し申しあげますけれども、議員もご承知していただいてると思いますけれども、本市の学校では小・中学校とも郷土学習というものを、もう従前から続けておりますし、もう数十年前からでしょうか、郷土長浜という資料がございますようですね。そのように、地域に学ぶということの教育的価値といいましょうか、重要性は認識をしております。 私は、国際化社会の中で国際人というのを間違っちゃいけないと思うんです。英語ができる、外国のことを知っているのを国際人というふうに言うかもしれませんけど、これはやはり違うと思います。英語なんていうものは、しかるべき状況の中で、その気になってやればすぐにできます。本当にそうです。そういう人たちもたくさんいらっしゃいます。それよりも、外国の皆さんに、おまえのふるさとはどんなとこだと言われたときに、長浜出身の子どもたちが、琵琶湖のそばにあってね、それからあと何も言えないというようなものは、子どもたちは国際人とは言えないですね。そのためには、自分の地域のことをしっかりと知ってるということが大事だというふうに思います。そういう点で、就学前は園の近くの地域にできるだけ足を運ぶということ、小学生は学区のことは大概わかるように地域へ出かけるということ、中学校は長浜市内全体についてよく知っている。京都は知っていても木之本はどういう宿場かって知らない中学生ってたくさんいますよね。もっとそういう点で、中学校を卒業するまでに長浜市の地域に足を運んで卒業しておくということは大事なんだろうと思います。 教育委員会では、さっき一体化という話がありましたが、小学校では三つの全小学生が集まるオリンピックって言ってるんですけど。夏のオリンピックは水泳記録会です。秋のオリンピックは陸上記録会です。冬のオリンピックはロープジャンプ大会、これ集まります。プールの関係で、今年全部の小学生は集まりませんでした、夏は。参加者を分けましたけど。僕らは長浜市の小学生だということを、あの活動の中で認識してると思いますね。 そんなことを重視しながら、郷土について誇りを持って育っていってくれるといいというふうに思います。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 松本長治議員。 ◆10番(松本長治君) ふるさとを学ぶということは、僕は教育ではなくてやっぱり学びだと思います。先ほども言いましたけれども、この長浜市民としての一体感の醸成というのは、時間がかかるし大変だと思うけれども、それに取り組む過程が一番大事だというふうに思います。いろんな方法あると思いますし、どうかその辺を考えていただきますようにお願いを申しあげ、私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田清行君) 次に、佐金利幸議員、登壇願います。 佐金利幸議員。 ◆2番(佐金利幸君) (登壇)議長より発言通告の許可がありましたので、発言通告書により一般質問をさせていただきます。大項目で2点質問をさせていただきます。 まず、1点目です。 田村駅周辺整備基本構想についてお伺いいたします。 昨年、都市建設部都市計画課から田村駅周辺整備基本構想が提案されました。田村駅周辺を南長浜地域圏での拠点として、人口流出のダム機能と位置づけ、計画的な市街化を進めるというものです。駅を中心とした600メーター圏内に、おおむね短期5年、中期10年で整備をしていくという話ですが、現在の田村町は80戸で年々町の人口、戸数が減っているのが現状です。そこへ今回、一戸建て138戸、共同住宅54戸を計画しています。構想では、1、駅周辺の環境づくりとして駅舎改装、駅前広場整備、アクセス道路整備、二つ目として、便利な居住環境づくりのためスーパーマーケットなどの商業施設の誘致、3番目として、交流人口増加を促すため産官学連携によるエリアマネジメント、四つ目として、都市機能、教育、医療、福祉等を適切に誘導するとあります。これによる総事業費は17億円と聞いております。 しかしながら、当市はもとより滋賀県、そして日本全体が人口減少社会の中で、また長浜は米原、彦根に比べ土地単価や部屋代が高いと言われてます。若い人たちは、長浜より南へ流出しているのが現状です。結果的に、人気がなかった、価格が高かったということで空き地が点在するという失敗例にならないか、そういうことを心配しております。 そこで、1番目の質問ですが、今回の市街化計画はどのような対策をもって進められているのかお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) この田村駅の周辺整備につきましては、平成28年10月に策定しました田村駅周辺整備基本構想、これの実現に向けまして、今年度は田村駅周辺整備基本計画、この素案の策定を進めておりまして、現在パブリックコメントを行い、市民の皆さんの意見を募っているところでございます。 ご質問の、どのような対策をもって市街化を進めるのかについてなんですが、駅づくりはまちづくりといった観点から、ただ駅舎改築を行うのではなく、駅舎整備を拠点としまして、そこからアクセス道路をつなげ、次にその周囲に住宅や商業施設の整備、また駅西側ではエリアマネジメントを広げまして、あわせて琵琶湖や田村山などの地域資源の活用も行うといった魅力あるまちづくりを進めていくこと、それを短期の5年、中期の10年に分けて地域の住民や関連企業、大学などと一緒になって計画的に取り組んでいく、このことを計画素案で示しているところでございます。 また、住宅購入に当たりましては、今佐金議員がおっしゃったとおり、地価が大きな要素となりますけども、地価は市場の需要と供給のバランスで決まってくるものですので、公によるコントロールはなかなか難しいものと考えております。 したがいまして、このため今回の計画では、住宅購入に当たっての地価の次に大きな誘引要素となります駅から近く利便性が高い、ここに着目しまして、駅前に生活に必要な都市機能を集約した上で、その周囲に利便性の高い居住環境を官民連携によって整備し、利便性の高い魅力あるまちづくりを目指していこうと思っております。 こういった魅力あるまちづくりを誘引として選ばれる居住地整備、これを進めていきたいと考えているところでございます。 ○議長(柴田清行君) 佐金利幸議員。 ◆2番(佐金利幸君) バイオ大学の隣ですから、共同住宅のようなアパート、こういったものは十分うまくいくなというふうに考えられますけども、ただ、今の状態で何もない、あれ畑とか田んぼしかないんですけども、そのような状態の中ではなかなかそういうアパートをつくっても、学生さんが寄ってこない、入居してくれないというんですか。やっぱり、買うところもなければ遊ぶところも必要ではないかなと思うわけです。 今ほど駅の近くという言葉があったんですけども、米原駅東側、造成地がありますけど、長らく市街地にはなってません。ただ土地がある、駅に近い、それだけで人が寄るとは、ちょっと難しいかなと、こういうように思います。 今ほど言われましたけど、利便性のあるまちづくりということをおっしゃられたんですけども、ちょっとここで再問させていただきます。 田村町は、小学校、中学校、通学するには相当距離が離れているのが現実ですけども、立地条件なら南郷里地区とか神照地区、こちらのほうがはるかに、商業施設も近くにあるということで便利なわけですけども、この点について当局はどのように、学校が遠いということがあるんですけども、考えておられるんでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 結局、若い子育て世代にいかにこの田村駅周辺含めて、この長浜の南部の地域にお住まいいただけるかということをどのように進めていくかという形になるかと思います。その土地の購入の要因に当たりましたては、先ほど申しあげました地価だけでなく、いろんな要素がある。その中に、やはり学校に近いというのも一つの要素になってくるかと思いますけども、こういったさまざまな要素全て充足するという形にはなかなかならないかとも思いますが、やはり先ほど申しあげたとおり、田村駅については、駅に近い利便性を高めるという、ここに突出する形でいろんな整備を進めていく。そういう中で選んでもらえるようなまちづくりを進めていくことが大事ではないかというふうに思っております。 ○議長(柴田清行君) 佐金利幸議員。 ◆2番(佐金利幸君) 今部長から回答をいただいたんですけど、私にはちょっと納得できないなというところがあるんですけども、今高校は全県一区ですので、高校生あたりになりますと、田村駅、駅が近いから彦根とか大津のほうへ通うのは便利かなとは思うんですけども、小学校、中学校あたりでは遠いということが少しネックになるかなというふうに考えております。 それでは、2番目の質問に入ります。 今の質問の反対のことを言うようでちょっと申しわけないんですけども、これ地元の皆さんからちょっと心配してるということで聞いておりますので、質問させてもらうわけです。 住宅地ばかりでは、開発当初は若い世代の人が入ってきてにぎやかになりますが、30年、40年と経過すると、まち全体が一度に年寄りばかりになってしまい、まちとしての機能が停滞してしまったという話を聞きます。このことについて、当局の考えをお尋ねします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 現在策定中の田村駅周辺整備基本計画では、住宅地整備の手法としまして、民間の開発だけに頼らずに、地域の皆さんと一緒になった、いわゆる土地区画整理事業等での住宅整備というものを目指しております。具体的には、その民間開発のように、全域を住宅地として分譲するのではなく、例えば幾つかの区画に分けて、段階的に宅地分譲していくことや、生活利便向上のための商業施設の立地誘導といったことを地域で決めていくといったことができるようになります。 こうしたことから、住宅地以外の利便施設の導入も図りながら、計画的に居住環境の整備をしていきたいと思っているところです。 また、それに加えまして、さらに交通利便性の向上とか、琵琶湖や田村山、こういった地域資源の活用を行うことで、豊かな自然の中で快適な生活が送れる、そうした子育て世代に選ばれるまちづくりを進める。それによりまして、一代で終わるのではなくて、子の世代、孫の世代まで住み続けていただける、そういった魅力あるまちづくりを進めていくことが大事じゃないかというふうに思っております。 ○議長(柴田清行君) 佐金利幸議員。
    ◆2番(佐金利幸君) ありがとうございました。これで、1番目の質問を終わります。 2番目のほうへ参ります。 市立長浜病院の駐車場についてお尋ねをいたします。 市民の皆さんから、長浜病院へ行きたくても駐車場が常にいっぱいだから日赤へ行くという苦情を何度か聞いております。同僚議員が平成29年第2回定例会でも、病院駐車場の適正な運営管理について質問しています。病院事務局長から、570台の駐車スペースがあり、適切なマナーにより駐車場を利用してもらい、駐車場出入り口に管理ゲートを設置することは考えていないと答弁されています。しかし、実際は駐車場が満杯で利用ができないときがあります。 要因は幾つかあるでしょう。長期間の入院患者が車をとめっ放しにするとか、病院利用者以外の方が駐車場代わりに置いておくとかという話を聞きます。 ここで、1番目の質問ですけども、市民からの声にどのように応えようとされているのか。長浜病院として適切な対策をどのように立てられたのか、お答えをお願いします。 ○議長(柴田清行君) 長浜病院事務局長。 ◎長浜病院事務局長(小川幸男君) 来院者駐車場の最近の状況につきましては、かかりつけ医受診の推奨に伴います外来患者の減少等によりまして、以前と比較いたしますと混雑に対して寄せられるご意見はほとんどなくなりまして、混雑は緩和しているものと認識いたしております。駐車場利用の利便性の向上という点におきましては、わかりやすい案内看板の設置や基準を超える車椅子利用者用の駐車場の設置、28区画ございます。それと、駐車場整理員の配置、さらには増加いたします高齢患者さんの皆さんの送迎用を円滑にするために、玄関横に送迎用乗降エリアを設置いたしまして、介助員2名を配置するなどの対策に取り組んでおるところでございます。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 休憩します。    (午前10時25分 休憩)    (午前10時25分 再開) ○議長(柴田清行君) 再開いたします。 佐金利幸議員。 ◆2番(佐金利幸君) 今ほどの回答は、最近外来患者が減って、そしてまた緩和されているという話を聞いたんですけども、実はまだ最近でも私、病院のこの苦情でつい最近聞いてるわけですけども、現実に行ってまいりました。やっぱり、時間帯によって、また曜日によって違うんですけども、全部の時間は皆空いてるというわけではなくて、ある時間の部分が混雑してるんですね。そういうときに、皆さんがなかなか入れないということで、こんな入れない病院なら日赤へ行こうということを言ってるんですけども。実際、こんなこと失礼ですけども、長浜病院も昨年は10億円の赤字がありましたし、お客様を少しでも入ってもらわないかんということですので、やはり病院が駐車場が使いづらいという話はやはり真摯に聞いてもらいたいなと私は考えるわけです。 2番目のほうの質問に入ります。 昨年、私、健康福祉常任委員会の研修で奈良県の大和高田市立病院へ研修に参りました。そこでいろいろと話を聞かせてもらったんですけど、そこは立体駐車場です。管理ゲートは1カ所でしたが、機器について伺ったところ、平成9年から開始しましたということで、投資額はゲートは1基ですので600万円ということでした。年間ベースで保守費は70万円、磁気テープ、消耗品の駐車券が100万円かかるよと。しかし、収支は1,000万円の黒字ということを言っておられました。これは医療外収益として計上してるということでしたので、これはまた高田病院に聞いてもらえば、またどうにかわかると思うんですけども。 ここで、2番目の質問に入るんですけども、適切な管理を行うためには、やはり駐車場を有料として管理ゲートを設置する考えはないかと。最近の駐車場、豊公園もそうですけども、最近ロイヤルホテルでもそうですが、皆管理ゲートが付くようになったんですけども、この点についてお尋ねします。 ○議長(柴田清行君) 長浜病院事務局長。 ◎長浜病院事務局長(小川幸男君) 来院者駐車場に管理ゲートを設置することにつきましては、出入り口の混雑緩和のため、複数箇所にゲートを設置する必要があることや、隣にございます職員駐車場にも一般の車の駐車が規制するために管理ゲートを設置しなければならないために、私どものほうで計算しております年間の経費は2,000万円程度必要というようなことになっておりまして、これを利用収入で賄うということは難しいような状況でございます。 また、管理ゲートの設置によりまして、駐車場入り口に渋滞が発生して、これが周辺道路に車があふれるというようなことも一部危惧しております。こうしたことから、現時点では管理ゲートの設置や駐車場の有料化については考えておりません。今後も、入院患者の駐車や来院者以外の駐車などに対しまして注意を促し、適切なマナーによります駐車場利用にご理解を賜りながら、病院駐車場の管理運営に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 佐金利幸議員。 ◆2番(佐金利幸君) 多分だめだというような話をされるんじゃないかなと思っておったんですけども、やはり市民の皆さんから駐車場がいつも混雑してるという話はやっぱり聞いておられると思うんですね。今は緩和されたと言われましたけども、私も最近見に行って、そういう状況ではなかったなというふうに今思ってるわけです。付けないという方向で考えるなら、渋滞するからだめだとか、いろいろこうやって言われるかもしれませんけども、実際に今長浜病院を使いやすいようにしようと思うならば、患者さんをたくさん来てもらおうと思うなら、やっぱりそういうことも考えることも一つではないかなと私は思います。 じゃあ、これで質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田清行君) それでは、ただいまから10時45分まで休憩いたします。    (午前10時30分 休憩)    (午前10時54分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開をいたします。 議員個人による一般質問を続行いたします。 次に、西尾孝之議員、登壇願います。 西尾孝之議員。(拍手) ◆24番(西尾孝之君) (登壇)ほいじゃあ、早速始めさせてもらおうか。 今日、これだけの大勢の人が集まる、みんな市長によ、今日は真実を述べてくれるだろう。西尾は市長に我々の思いをこの議会の中で伝えてくれるだろう、そういう思いでみんなここに集まっている。そして、ここにおられる市民に選ばれた議員さんも同じ思いで、市長は本当にああいうことをやったのか、やっていないのか、みんな思っている。真実を明らかにしてほしいという思いが、この心の中にある。ただ1人、私は注目したい議員がいてる。あなたの弟が議員であり、本当に議員の中でその弟が議員という職務を全うするのか、それとも、兄貴思いであなたをかばうのか、私はこれを注目したい。ここにおられる市民の皆さんも同じだと思う。本当に心から市民に選ばれて、兄弟であろうと自分の職務を全うするんであれば、これはやはり議会の中で、きっちりとその人は言うべきことだろうと私は思う。 それじゃあ、質問させていただきます。 週刊新潮の報道についてお伺いしますけども。 市長、この記事についてまず1点目に、「とにかくあの市長は胸の大きい人が大好きで、その人にものすごく入れ込んでいた。40代後半の女性で、当時その女性は離婚直前だった。長浜市で最大権力を持つ市長にお願い事をしたいから、誘いは断れない」という記事がここに書いてある。 市長、あなた見覚えないですか。5年前、当時私が石井さちこさんを連れて市長選に2期目をやりましたけども、そのときの女性をまずあなたは見覚えあるのかお聞きしたい。 そして2点目に、週刊新潮さんが、あなたは万歳三唱をしたときに、この記事によると、万歳三唱をした藤井市長に話を聞こうとすると、「その女性は知らない、関係ない、関係ない」って言って、あなたは言うたと、こう書いております。一目散に選挙事務所を後にした。よく考えると、市長。この記事は、あなたにインタビューに行ったときには、まだこの記事は出ていない。出ていないのにもかかわらず、「その女性は知らない、関係ない、関係ない」というのはおかしいんじゃないですか、道理で。普通、「新潮さん、どういうことですか。選挙の記事で取材に来てくれたんですか」と普通は聞きますよね。何も言わないのに、その女性が私には関係ない、知らない、知らないと言って逃げるということは、あなた、心のここにやましいことがあるんじゃないですか。 そしてもう一点、その夜は選挙事務所に帰ってこず、部屋にも帰ってこんということを聞いております。市役所前で週刊新潮さんにインタビューをされたときも、これもそうです。これもまだ記事にはなっていない。なのに、「指摘されたことは事実でない、記事にするなら法的手段も考えますよ」って、普通道理的に考えたらおかしいでしょう。「新潮さん、どういうことですか、昨日もあんた来たけど。私には一切見覚えないんですけども。もう一度詳しい話をさせてもらえませんか」と言うのが道理じゃないですか。 先ほども言いましたけども、心の中にやましいことがあるから、あなたはそうやって逃げるんじゃないですか。私が聞かれたときに、西尾君、誰々のことでちょっと聞きたいんや、うん、ええよ。どういうことですかというて、素直に聞くのが本当の大人の話やと思うんですけども。それを市長に聞きたい。 そして、いまだにあんたは名誉毀損で訴える、訴えるって言っていますけども、なぜそしたら今日までずっと名誉毀損で訴えないんですか。反対に、私は言いたい。あなたのやった行動は、この長浜市12万都市の市民の名誉を著しくあんたは傷つけた。 それを自分の名誉、名誉って。 ○議長(柴田清行君) お静かに。 ◆24番(西尾孝之君) はっきり言うとくで。あなたはやったんだ、それを。私はこの目でも見てるんだ。 もう一つ言いましょか。 あなたはウインドパーカー着てますよね、ベージュの、グレーの。彼女とペアルックですよ。どこで買ったのかも知ってますよ、私は。答えてください、名誉毀損って言うんなら訴えたらいいじゃないですか、すぐさま。私は反対に、12万市民の代表として12万市民の名誉を傷つけたことで、すぐさまあんたを訴える今準備をしております。答えてください、早く。 ○議長(柴田清行君) お静かに。 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私は、既にこの本議会冒頭の提案説明並びに西邑議員、そして竹内議員、森田議員にお答えをいたしましたとおりでございます。私は、市長として記事に書かれているような違法行為を行ったり、特定人に対して特別の便宜を図ったり、利益供与をした事実は一切ございません。したがって、まことに遺憾でございます。私は、重大な事実誤認、事実無根の内容で構成されている当該記事を否定し、私に対する名誉毀損行為及び市長としての活動への重大な妨害行為であるとして、直ちに弁護士を通じまして新潮社に強く抗議をし、記事の訂正、謝罪を求めているところでございます。 新潮社からは本日現在、何の回答もございません。このことからも、この記事に重大な誤りがあることは明らかであります。 ◆24番(西尾孝之君) 議長、休憩。 ○議長(柴田清行君) 休憩します。    (午前11時03分 休憩)    (午前11時04分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開をいたします。 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) もう一度聞きますよ、市長。あなたは訴える気があるんですか、ないんですか。そして、長浜市民の名誉を傷付けた。これが事実なら、あなたは長浜市民の名誉を傷付けたことになります。そして、昨日却下されたこの証拠写真に基づいて、我々は、私は自分の議員の政治生命をかけて、あなたがやったことは間違いないんやから、訴えますか、訴えませんか、どっちですか。はっきりしてくださいよ、みんないてる前で。本当に正しいと言うんであれば、すぐさま訴える自信があるんか、ないんか、もう一度答えてください。 ○議長(柴田清行君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 新潮社との対応は、法律の専門家の弁護士と協議をして対応をしてまいる予定でございます。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) あんたね、自分のやったことよ。弁護士どうのこうのと言わんとよ、自分できちっと、やってないんならやってない、その証拠を出してくださいよ、今市民の前で。 そしたら聞きますけども、この記事に載っている13、14日、あなたは何時にマンションに帰りましたか。私は、13日、市長帰宅、21時36分。女性があらわれたのは23時17分。秒数までここに書いてありますよ、私の書類の中に。女性が帰ったのはバレンタイン、あなたはチョコレートをもらったんでしょう。朝6時41分にマンションを出ております。これでもあなたは知らないと言えますか、どうですよ。そしたら、あんたはやってないという事実があるんであれば、自分とあんたはやってないという証拠をまず出してくださいよ、ここに、市民に。納得できるように。ああ、ほうか市長。あんたはそれだけの証拠があって、やってないと言うんであれば証拠をまず、市長、あんたは説明する責任があるでしょう。答えてください。どうですか。何でも副市長に相談するな。大塚、おまえしゃべるな。 ○議長(柴田清行君) 西尾議員、西尾議員。少し、今、こっちに……。 休憩いたします。    (午前11時07分 休憩)    (午前11時08分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 市長。 ◎市長(藤井勇治君) ただいまの質問は、法律に抵触しているおそれがございます。 したがって、答弁は応じかねます。 ○議長(柴田清行君) ご静粛に。 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) ほんじゃあ、まあ、どっちがうそついてるか、よくわかったと思います。 ほいじゃあ、2点目に入らさせていただきます。ちょっと冷静になりますよ、市長、私も。 写真が、週刊新潮に登載されましたよね。この部屋に入ろうとしているこの扉。そしてこの女性は、まず誰ですか。聞きたい。そして、市長はこれは当然自分の部屋だからわかりますよね。それ、弁護士に任せたりとかプライバシーになるとか、そういう答弁はやめていただきたい。あなたは、365日24時間公人であります。ましてや女性は第三セクで働いている、長浜市が45.72%出資している職員でもあり、その女性をあなたのマンションに招いた……。 ○議長(柴田清行君) 休憩いたします。    (午前11時10分 休憩)    (午前11時10分 再開) ○議長(柴田清行君) 再開いたします。 ◆24番(西尾孝之君) 市長、この部屋は誰の部屋ですか。この女性は誰ですか。お答えください。 ○議長(柴田清行君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) ただいまの質問、重ねて法律に抵触しているおそれがあります。 議員仰せの写真には、第三者の写真が掲載されており、当該記事の内容とあわせ、第三者のプライバシーを侵害しております。答弁は応じかねます。同時に、質問の撤回を求めます。 ○議長(柴田清行君) 休憩いたします。    (午前11時11分 休憩)    (午前11時13分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) 1問目のやつ、あなたは……。 ○議長(柴田清行君) 西尾さん、今現在2問目……。 ◆24番(西尾孝之君) 違う違う違う、答えてないから。あれのやつも答えてくれんかった。 ○議長(柴田清行君) いや、もう再々問も終わりましたので、次(2)の登載された……。 ◆24番(西尾孝之君) (2)のやつやな。 ○議長(柴田清行君) はい、(2)でございます、お願いします。 ◆24番(西尾孝之君) ほんで、どうしても答えられない。自分の部屋かどうかぐらいは。何でそれが法律違反に当たるんですか。私の家は湖北町高田584-2、何にもやましいことないから答えられるよ。答えられんということは、あなたはまだやましいことがあるから答えられんのやね。皆さん、違いますか。 どうよ。だから最初に言ったやん。やましいことがなかったら、堂々と胸を張って市民の前で答えなさいと。あなたは知らぬ存ぜぬ、弁護士に任せてある、これを言うたびにあなたは自分の首を絞めることになるよ。それでもあなたは、再度聞きます。知らんなら知らんでもかまへん。もう一度聞きます。 ○議長(柴田清行君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 重ねて申しあげます。 ただいまの質問は、法律に抵触しているおそれがあるために応じかねます。議員仰せの写真には第三者の写真が掲載されております。当該記事の内容とあわせ、第三者のプライバシーを侵害しております。質問自体の撤回を求めます。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) ほんじゃあ、3問目に行きます。 写真の女性についてお伺いします。 記事によると、この女性は3人の子どもがいてると書いてある。もし、この記事が事実であれば、子どもは母親が帰ってくるまで待っていると書いてあります。昔の歌の文句で、市長、こういうのがある。母親は我が子を育てるのは誰が見てもきれいなんですよ。「母こそは命の泉、いとし子を胸に抱いてほほ笑めり、麗しき母の姿かな」。 うちの孫は、この前12人目になりました。長男の息子が子どもを抱いてると、本当にいいもんですよ。私は、恥ずかしながら、自分の我が子が生まれたときに20年間この手に抱いたことがなかった。でもね、母親が子どもを育てるのに、誰が邪魔をできる。誰が子どもから少しの間でも引き離す権利がどこにある。この記事が事実であれば、旦那さんはこういうことを言っている。「市長は私とは決して面識がなかったわけじゃない。市長が、うわさでは私の女房とこういう関係にあるのは知っていたけども、うちの娘が、市長のところに行ってる間、下は9歳、夜中に目を覚ますと、お母さん、お母さんと、母親の姿を探して泣いている」そうですよ。 市長、あなたは所信表明でも、長浜市の子どもはかわいい、将来を担う子どもは礎だと言いながら、週2回あなたは自分のマンションに女性を呼び入れ、その4回、毎回のようにあなたは朝帰りをさす。 1月31日、市長帰宅、21時4分。女性、11時31分、市長のマンションに駐車。2月1日、女性、マンションから出てくる。2月2日、市長、9時29分にマンションに入る。2月2日10時29分に市長のマンションに入る。2月3日土曜日、女性は7時57分にあなたの部屋を出ていく。2月6日、市長帰宅、10時8分。あなたは帰ってきた。2月7日12時54分、女性は再び子どもを置いて、あなたのマンションに現れる。そして2月7日7時9分、女性は子どもが待つマンションに帰っていく。そして13、14ですよ。 市長、あなたは子どもはかわいいと言いながら、本当に女性がこの記事に書いてあるように、その女性は子どもがいたのか知らなかったのですか。お伺いします。 ○議長(柴田清行君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 重ねて申しあげます。 法律に抵触するおそれがあるために応じかねます。それは、地方自治法違反につながります。地方自治法第132条公の問題を議論する市議会で……。 ○議長(柴田清行君) 休憩いたします。    (午前11時20分 休憩)    (午前11時21分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 市長。 ◎市長(藤井勇治君) ただいまの質問、法律に抵触するおそれがございますので、重ねて応じかねます。それは地方自治法第132条、この規定に抵触するおそれがあるんでございます。第三者を巻き込んで、そしてそのプライバシーを侵害するおそれがありますので、応じかねます。質問には応じられません。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) 地方自治法とか、それを言うまでによ、あなたは人間としてよ、人間がやってはあるまじき行為をあんたはしたんじゃないですか。あんたに法律を言う権利は私はないと思いますけども。 そして、あなたが無実だ、何もしていないというんであれば、まず法律を表に出すまでに、地方自治法を表に出すまでに、西尾さん、皆さん、議員さん、私はこの日はどこどこに行って、女性は来てませんよ、そういう説明がなぜできないんですか、あなた。普通なら、何もやってないんだったら、私はこの帰宅時間まで言うてるにもかかわらず、西尾さん、そのときは私はどこどこにいてましたよ、簡単な話じゃないですか。それを地方自治法、地方自治法ということは、自分が認めてることになるんですよ、市長。それを言えば市民はみんな納得すると思いますか。西邑さんみたいによ、あなたにぞっこんの味方の議員じゃないですよ、私は。全部私は、証拠に基づいて、全部あなたに言ってるんやから。だったら、私を名誉毀損で訴えてくださいよ、直ちに。勝負しましょうよ、私と。 そして、もう一度言いますけれど、子どもいてるのは知らなかったですか。知っていましたか。あなたは、これは第三セクに入った、ある意味長浜市が出資した職員であります。トップの長が知らないわけがないと思う。知ってましたか、もう一度聞きます。 ○議長(柴田清行君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 私は、第三セクターの職員の採用については全く関与をいたしておりません。 以上でございます。 ◆24番(西尾孝之君) 議長、休憩。 ○議長(柴田清行君) 休憩いたします。    (午前11時24分 休憩)    (午前11時25分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 ◆24番(西尾孝之君) ほいじゃあ、えきまち株式会社、これが一番問題のある質問でございます。今日はテレビ局も来ているし、ここに市民の税金が無駄遣いに流れているか、これを聞いていきたいと思う。本当なら大変なことやし。 えきまちテラス株式会社についてお伺いします。 職員の採用についてお伺いいたします。人の口には戸は立てられんという、昔からことわざが、教育長、ありましてね。やはり、入れてもらった人はしゃべるもんですよ。私は、そこにiPadを持ってるんですけども、証言をした人が2人います。採用された人は、えきまちテラス……。 ○議長(柴田清行君) 西尾議員、電子機器は持ち込み禁止になっております。 ◆24番(西尾孝之君) 違う、入ってるって何も使うてない、電源は切ってある。 ○議長(柴田清行君) 電源は切ってますね、はい、わかりました。 ◆24番(西尾孝之君) あまりしゃくし定規で物言うたらあかん。それぐらいのことはようわかってる。 ○議長(柴田清行君) はい。 ◆24番(西尾孝之君) あそこできる前に、あなたは彼女に「あそこに入れてあげるから、マンションも世話してあげるから」と彼女に言ったそうですよ。彼女が一番親しい友人に、「藤井市長から、あそこができ上がったら入れてもらえる。マンションも世話してもらえる」こういうことを。そしたら、でき上がった。案の定、彼女が言ったとおり、あそこに入られた。火のない所に煙は立たないということわざもありますけども、市長、どういう採用で入れたのか。今回松居部長答えるのかな、副市長ですか。その採用について、もし面接したんであれば、その資料、そして誰が入れたのか。当時の社長が入れたのか。答えてください、お願いします。 ○議長(柴田清行君) 市長。 ◎市長(藤井勇治君) 重ねて申しあげます。私は、第三セクターの職員の採用については全く関与をいたしておりません。 以上でございます。 ◆24番(西尾孝之君) 採用について。 休憩。 ○議長(柴田清行君) 休憩いたします。    (午前11時28分 休憩)    (午前11時28分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 昨日、代表質問、竹内議員にお答えいたしましたとおり、第三セクターの職員採用につきましては、社長以下、幹部職員の面接によりまして適切に対応している旨の報告を確認しております。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) そしたら、その面接のときの資料、提出できますか。部長、適切にやったんなら当然資料は出ると思いますけど。名前を隠してでもいいですよ。適切にやったという証拠を出してください。 ○議長(柴田清行君) 西尾議員、今日の議会では通告がありませんので、資料提供というのは少し難しいと思いますので。 ◆24番(西尾孝之君) 出せますかって聞いてるんですよ、出せますかって聞いてるんです。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 当該採用手続につきましては、重ねて申しあげますが、当時の社長、幹部職員による面接を経て適正に採用されたということを報告いただいております。会社の中につきましては、市のほうではそこまで、プライバシーの関係で立ち入ることは難しいと考えております。 ◆24番(西尾孝之君) 休憩。 ○議長(柴田清行君) 休憩いたします。    (午前11時30分 休憩)    (午前11時32分 再開) ○議長(柴田清行君) 再開いたします。 ◆24番(西尾孝之君) 松居さん、あんた今言うように、えきまちテラスから報告があって、適正にやったいうて、それであんた信じられますか。例えば、何か事が起きたときに、そしたら市は、知らぬ存ぜぬで通すんか。そうじゃないだろう、長浜市が出資してる限りは。あそこに事が起きたら長浜市の責任でもあるんやで。ということは、職員を入れるに当たっても、みんながきちっと検討をして、こういう人が新採入れますよいうて相談があっても罰が当たらんのじゃないか。それはあまりにも無責任過ぎるんちゃうか。松居さん、どうよ。あんた、私の言うてること間違うてるか、どうですよ。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 議員のお考えについては、心情的にはよくわかるわけでございますけれども、市といたしまして、いわゆる財政援助団体の監査行為は可能となっておりますけれども、それをそれ以外の方に開示するということは不可能でございます。 ◆24番(西尾孝之君) 休憩。 ○議長(柴田清行君) 休憩いたします。    (午前11時33分 休憩)    (午前11時41分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) 私の議員の給料は、手取り23万円、教育長、これで飯食おうというのはなかなか無理なことでね。私の友人が喫茶店に勤めておりますよ。その人のパートで13万円ですよ。2人の子どもを抱え、一生懸命働いている。夜になると、またほかの仕事をして、朝4時に起きて子どものために新聞配達をする。母親というものは男より強い。私は感心しましたよ。先ほども言いましたけども、母親はこの手にぐっと抱いて抱き締めて、子どもの成長を見守るのが本来母親の姿でございますよ。この女性の給料は、40万円と聞いておりますが、個人的に……。 ○議長(柴田清行君) 西尾さん、今の情報は何か報道されてる情報ですか。これは個人の、これは個人の……。 ◆24番(西尾孝之君) これから入るんや、何も、私が言うたことをそれに答えてくれと言うてるんちゃうがな、別に。間違ったことを答えてくれ言うたら、あんたに注意されても当たり前やけど、これは私は今、そういう自分の給料のことを言うたんや、前ぶれやないかい。それをあんた注意するのはおかしい。 ○議長(柴田清行君) 個人の、西尾さん以外の……。 ◆24番(西尾孝之君) 4期やってるんや。そのことに対して質問したいんだと……。 ○議長(柴田清行君) 西尾さん、議長として……。 ◆24番(西尾孝之君) ちょっと待てよ、もう。 ○議長(柴田清行君) 個人の情報だけは気をつけてください。再開します。 ◆24番(西尾孝之君) それは私のことと友達のことを言うただけで、これから質問に入っていくんやないの、そやろ。私も段取りがあるわ。段取りがある。だから、今言い出したやないの。女性の給料のことについてお伺いしますけども、幾らやってるんですか。その辺お伺いする。それも、私ちゃんと持ってますよ。松居さん、市長、給料幾らやりましたか。 はっきり言いましょう。40万円もらってる。それで、だんだんだんだん減らしたそうですよね。幾らあげてたんですか。大塚副市長、社長です。答えてください。 ○議長(柴田清行君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 社長としてはお答えできませんので、副市長としてお答えをいたします。 当該第三セクターの職員の給料は、公募の際の条件としましても、基本給は世間一般的な短大卒業の初任給程度でございまして、これに職責に応じまして時間外手当や役職手当を付加されているというふうな確認をしております。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。
    ◆24番(西尾孝之君) 40万円については。 ○議長(柴田清行君) 休憩します。    (午前11時45分 休憩)    (午前11時45分 再開) ○議長(柴田清行君) 再開いたします。 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 先ほど基本的な給与体系はお話ししたところでございます。それに先ほどの中で時間外手当も申しあげましたが、オープン前は時間外が相当ございまして、これに対する手当が支給されたというふうな確認も行っているところでございます。 額につきましては申しあげることはできません。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) オープン前に残業が付いていた。だから40万円。基本給は幾らになるんですか。あそこの勤務時間は、朝10時から夜10時までと聞いてる。例えば、残業を2時間したら12時になってしまう。ほいたら、世間一般ああいうとこで働くと、どれだけの時間給が入るのか。あまりにも40万円というのは払い過ぎやと思いますけども。基本給というのは、大体幾らぐらいですか。大体でわかる範囲でいいですよ。あなた方は、いつでも個人情報どうのこうの言うて、それでシャットダウンしてしまうけども、やはりこの議会の場で真実をはっきりとする。これが議会の基本なんですよ。だから、基本給というのは幾らぐらい払っているのか。40万円、そして時間はどれぐらい働いたのか。その辺お伺いしたいと思いますけど。 ○議長(柴田清行君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 申しわけございませんが、個人情報ですので、正確な数字はお答えできませんが、先ほど申しあげましたように、基本給はおおむね短大卒業の初任給程度というふうにご理解いただきたいというふうに思います。 それから、勤務体系でございますが、9時から5時半が原則になっておりまして、それ以降は時間外手当の支給対象となってくるということでございます。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) あそこはえきまちテラス、喫茶店ですよ。9時から5時半までって、そんな喫茶店どこにあります。あそこのパートの人にも聞いたけども。そしたら、9時半からあの人出てますか。それも調べさせてもろたけど、大塚さん。どうなんですか、答えてください。 ○議長(柴田清行君) 副市長。 ◎副市長(大塚義之君) 再々問にお答えいたします。 会社の規定上の勤務体系は、先ほど申しあげましたとおりでございますが、自由度を持たせながら対応をしているというふうに、これは確認をしているところではございませんが、ことも想定されます。小売業、特に喫茶店、サービス業においては、こういった今規定はそういう規定になっておりますので、この規定はそぐわないというふうに、私社長になりましてからチェックをいたしまして、これについては改善をしてまいりたい。実態に応じた勤務体系にしていきたいとは思っているところでございます。というふうに報告を受けておりますので、副市長としての答弁とさせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 西尾孝之議員。 ◆24番(西尾孝之君) 最後の質問になるんですけども、そこの職員の勤務日報、そういうなんをもし出せるんであれば出してほしい。もし、こちらから請求して出せるんであれば。私の調べたところ、20日間で10日しか出てないときもあります。これは、あまりにもこのえきまちテラス、採用についても給料についても、市民の税金が使われてるにもかかわらず、これあまりにもグレーにしか思えない。これは、徹底的に私も追求してまいりますので、協力のほどよろしくお願い申しあげます。 市長、最後に。 私は、この4期、いろんな議会で暴言やら脳みそ腐ってる発言いたしましたけども、今回だけもう一度、私は長浜市に残る言葉をあなたに言いたい。あなたは・・・・・だということを言っておく。 ○議長(柴田清行君) 西尾議員。西尾議員。西尾議員。 ◆24番(西尾孝之君) これは撤回しない。私は証拠に基づいてあなたはやっているということを……。 ○議長(柴田清行君) 今の発言につきましては、精査の上、議事録削除をいたします。 ◆24番(西尾孝之君) 懲罰でも何でも。言っとく。あなたはうそつきで、この議会を冒涜した。あんたは・・だということを再度言うて終わらせていただきます。 ○議長(柴田清行君) 西尾議員。取り消しを命じます。 それでは、ただいまから13時ちょうどまで休憩いたします。    (午前11時52分 休憩)    (午後1時00分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 議員個人による一般質問を続行いたします。 次に、草野 豊議員、登壇願います。 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) (登壇)それでは、発言通告に基づきまして、大項目1、通所介護施設の将来計画についてお聞きをいたします。 平成30年度から平成32年度までの3年間を期間とするゴールドプランながはま21、これは第7期のプランでございます、についての意見募集が年明けから2月初旬にかけて実施をされました。素案の第2章、長浜市の現状において要支援者と要介護者合わせて1,000人当たりの事業所の受け入れ定員数が記載されております。通所介護において、全国では153人、県では200人のところが、長浜市においては222人の受け入れが可能と、国の1.45倍、県の1.11倍と比較的多くの施設が整備されていることが伺えます。 一方、第6章の社会参加の促進では、公設の通所介護施設のあり方について、素案では「公設のデイサービスセンターを10カ所で設置し運営を続けているが、介護サービス利用者の増加とともに、より多くのデイサービスが運営されており、そのため供給が過度となっている地域があります。さらに、こうした地域においては民でできることは民に任せる姿勢を基本とし、民間事業者の経営を圧迫しないよう、役割の終えた公共施設の廃止等も含めて検討していきます」と記載されておりました。 しかし、パブリックコメントで「供給が過多」とはと指摘があり、文言が訂正されました。その意見内容は、まさに的を射た意見でありました。その後、文言は「現在では民間事業者により多くのデイサービスが運営されており、同サービスを供給する公共施設については、生活圏域ごとの要介護認定者数や民間の事業所数、定員、利用率、サービス提供内容等の現状分析を行うとともに、今後の利用見通し、さらには施設の老朽化等も踏まえながら、そのあり方について検討が必要となっています」と包括した言い回しになり、「供給が過多」、「こうした地域においては」を削除してあります。 過疎化が進んでおり、人口減少に歯どめがかからない昨今、利用者が少ない状況であっても日常生活圏域を考えると、行政が担っていくべき課題と考えます。 そこで、以下の質問をいたします。 小項目1点目でございますが、市の将来推計について、今後1,000人当たりの受け入れ定員の整備数は何人程度が必要かつ適当と見込んでおられるのかお聞きをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 本市では、現在、通所介護をはじめとする通所系サービスの定員数は、要介護、要支援認定者の人数で比較しますと、全国平均、県内平均を上回っております。また、これに伴いまして、第1号被保険者1人当たりの給付月額も全国平均、県内平均を上回っているといったところでございます。この中で、通所系サービスの中には利用率が低いこと等によりまして、経営面での課題を抱えておられる事業所も存在しているといった状況でございます。サービスごとの必要かつ適正な数につきましては、サービス全体として中・長期的な視点から要介護認定者等の推移、地域ごとの状況、介護人材の状況、サービスの利用状況等を総合的に逐次検証していく必要があるため、現時点での将来の推計を固定するといった部分については困難であると考えております。 今後、要介護認定者等の増加により、介護サービス全体としてニーズが増加していくということについては考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 今ほどのご答弁でございますけれども、3年間の推計がとれていかないと。難しいような状況をおっしゃってるわけでございますけれども、3年間の推計をとっていかないと何のためのゴールドプランなんかということが見えてこない。その中で、今ほども私も部長も申されたように、国、県のそういった数値よりか長浜市は上にあるというようなことでございますが、それで長浜市でそういうようなことで、充足してるんかという思いがあるのか、その辺ですね、お聞かせを願いたいと思います。再度お願いします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 通所介護系の利用者数とサービス量につきましては、今回の第7期のゴールドプランでお示しをしてると。向こう3年間ということでのお示しもしてるといったところでございます。その分と現状のサービスの量ということにあわせまして、今後の通所系のサービスということについては、今後も必要になってこようかというふうには思っております。ただし、現時点でその通所系の中身によりましては、現在満杯状態で運営できないと、お客さん来られないといったところも発生してるといったところが、先ほど申しました通所系のサービスの中で、利用率が低くて経営面でお困りになられてるといったことも発生してるといったとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) それでは、小項目の2点目でございますが、供給過多についてお聞きをいたします。 この当初、供給過多となっている地域があるとの認識でおられたと思いますが、公設デイサービスセンター10カ所のどの地域を想定しておられたのかお聞きをいたします。過疎等により利用者が減ったとして、そこを民間事業者が手だてをしていただけるのか、公設運営、指定管理者等で運営すべきと考えます。そのことがセーフティーネットであると思っておりますが、どうでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 計画原案におきまして、供給が過多となっている地域と表現しましたことにつきましては、市全体の施設や利用者の状況、地域の偏りから総合的に判断してこのような表現にしたということでございます。特定の地域を想定したものではございません。しかしながら、パブリックコメントでご意見をいただきましたので、表現を修正させていただいたところでございます。 また、過疎化等により利用者が減っていく地域では、民間事業者による新たな参入が難しいと考えております。事業の引き上げも起こり得ると想定しているところでございます。このような地域では、公がサービスを担う必要があるというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 供給過多となっている地域ということでございますが、このことを私なりに考えておりますと、びわのデイサービスセンター、これは近くに何カ所かの民間デイサービスが点在しておりまして、びわのデイサービスセンターの利用者が少ない。また、浅井のデイサービスセンターにつきましては、地域的にも中心部にないというような状況の中で、デイケアの移行が相当進んでいるというようなことも、利用者が少ない原因になっているんでないかなという思いをいたしております。こういった場所をどういうふうにこれから、先ほど公設で運営していかなければならないというようなことも申されたわけでございますが、やはりそういった状況をこれからも引き続き考えていっていただかなければならないというふうに考えますけれども、どういうような状況になろうか、再度お願いをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) ゴールドプランの第7期のところで、社会参加の促進といったところで記載させていただいておりますとおり、今後検討に当たりましては、民間でできることにつきましては民間にお任せしていくという姿勢を基本とし、民間事業者の経営を圧迫しないように、役割を終えた公共施設等の廃止も含めて検討していく必要があるといったところで記載をさせていただいてるというとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 私が思っておりますのは、その廃止という言葉にひっかかりがあります。あとのほうの質問等にも関連してきますので、次、小項目3点目行かせていただきますが、施設の廃止等について。 役割を終えた施設の廃止等も含めた検討をしていくとは、現に指定管理事業者が運営しておられる施設をどう具体的に進めようと考えておられるのか。過疎化が進んで利用者が少ないからといって、廃止しようと考えておられるのか、その辺につきましてお聞きをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 施設の廃止等につきましては、先ほども申しました民間でできるものは民間にお任せする姿勢を基本としつつ、競合する民間事業所の有無、利用者の引受先の確保、施設の老朽度、複合機能などを総合的に判断し、地元や関係団体への説明、指定管理者との情報共有を図り、丁寧に進めていく必要があると考えております。過疎化等により、利用者が少ないことを理由とするものではございません。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 今のこのデイサービスといいますか、ゴールドプラン7期の中で、これずっと関連してくるんで後からも申しあげますけれども、要は指定管理等に5年間という部分があるわけです。そうしたときに、過疎化が進んでいるからというような現状をやったときに、廃止していくんだというようなことはどうなのかなという思いをしてます。5年間引き続き、現状を引き継がれるのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 休憩します。    (午後1時13分 休憩)    (午後1時13分 再開) ○議長(柴田清行君) 再開いたします。 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) それでは、大項目2の公設デイサービスセンターの指定管理者の選定についてお聞きいたします。 公設のデイサービスセンター10カ所のうち、社会福祉法人長浜市社会福祉協議会が管理運営をされている8施設のうち5施設と、社会福祉法人青祥会が管理運営されている1施設の計6施設が、平成30年度末で5カ年の契約期間が終了予定であるとお聞きをいたしております。役割を終えた公共施設の廃止等も含めて検討すると明記されているものの、非常にタイトな日程での検討が果たして可能なのか、いささか疑問に感じるのですが、どうでしょうか。 小項目1点目でございますが、募集、選定について。 平成30年度中に次の5カ年を契約期間とした募集や選定をこれまでどおりの日程や内容で実施されるのかお聞きをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 平成30年度末で更新時期を迎えます公設デイサービスセンターにつきましては、今後契約期間、日程及び募集内容等について見直しを含めて検討してまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 小項目2点目でございますが、募集要件について。 廃止等を含めて検討される上で、従来の募集要件を変更される考えはおありでしょうか、お聞きをいたします。今ほど、考えているということでしたんですけれども、どういうふうな考え方かお聞かせを願います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 募集要件につきましても、契約期間、納付金額等につきまして、今後見直しも含め検討してまいりたいと思っております。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) その募集期間とか、そのところが一番大切でないかなという思いをしております。やはり、こういうところへ応募しようと思いますと、その辺の期間とかがないことには、やはり職員さんとかそういった配慮等々が指定管理を受ける方においては、経営上もいろいろと絡んでくると思いますので、そういった期間、特にこの5年間の期間ですね、その辺がどうなんかということをもう一度お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 契約期間につきましても、検討を含めて考えていきたいというふうに考えてるとこでございまして、現在どうするかというとこまでお答えできる状況ではないということで、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) これもう、この6月、7月になったら話をしていかなければならないと思うんです。やはり、早急にそういったところを検討を願って、応募される方により良き方向づけを示してやっていただけたらと思います。 それでは、大項目3の公設デイサービスセンターの施設の維持向上と納付金の撤廃についてお聞かせを願います。 生産年齢人口が減少する中、人手不足が深刻化しております。特に、介護の分野においては非常に顕著な状況です。団塊の世代が後期高齢者を迎える2025年に向けて、とりわけ湖北地域では早くから担い手不足が憂慮されております。 このような状況を見越して、各社会福祉法人では、介護人材の養成講座を実施されておられます。そして、定住外国人の人材育成を手がけるなどの試みもあるようでございます。また、県下一広大な長浜市の地域性を考慮すると、介護事業運営が大変厳しく、指定管理で運営を行っておられる事業者はさまざまな自助努力を重ねておられると察しております。公の施設そのものが老朽化してきており、施設構造そのものが足かせとなっているがために利用が遠のいていることはないのでしょうか。利用者にとって魅力ある、利用したいと考える施設となっているのでしょうか。 小項目1点目でございますが、建て替えについて。 利用者の満足度を高めるために、建て替えや大規模を含め施設の改善についてお聞きをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 公設のデイサービスセンターにつきましては、平成12年の介護保険制度創設前より、地域の介護サービスを提供する中核的施設として民間施設をリードする役割を果たしてまいりました。そういったことから、高齢者のニーズに対応できる複合施設であったり、広大な面積や構造等の影響も加わり、施設の老朽化が進む中で維持管理経費が増加している状況でございます。民間によりますデイサービスにつきましては、施設整備の公的な補助制度がない中で、空き家等の利活用により初期費用を少なくしながら、介護報酬の事業収入により健全な運営に努力されているといった現状もございます。 市といたしましては、建設の建て替え等は現時点では考えておりませんので、利用者に影響が出ないように適切な施設の維持に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 今の公設のデイサービスセンター、デイサービスセンターだけでなしにほかの施設もそうなんですけれども、相当年数が経過をいたしております。お聞きをいたしておりますと、やはり利用者の方に不都合が生じている施設等々もあるようでございますんで、その辺についてきちっとした対応がしていただかなければ、この指定管理をしていく上で非常に問題があるんでないかなと思っております。 これ資料を見てますと、建築年度、昭和55年から新しいところで平成12年にというような状況もございますんで、その辺、今は考えていないということなんですけれども、それでいいのか、再度お聞かせを願います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 適切な施設の維持に努めつつ、利用者に影響が出ないような施設運営を行ってまいりたいというふうに考えてるとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) しっくりしませんけど、小項目2のほうへ移らせていただきます。 納付金の撤廃について。 過去の事業者選定審査においては、事業者が競合することなく選定されている施設が大半であるとお聞きをいたしております。手を挙げていただいた貴重な担い手である事業者に対し、長浜市は事業収入の2%を納付金の条件としております。収入の2%ですから、収益があるなしにかかわらず納付しなければなりません。昨今の介護保険報酬等の改定により、複合的な介護事業を展開していかなければ、デイサービスの運営だけでは収益が見込めない状況にあります。このことを鑑みますと、事業受託者にとっては極めて苛酷な条件かと考えます。利用者に対して質の高いサービスを提供していただくためにも、納付金の撤廃をすべきと考えます。そのことで質の高いサービスの提供をしていただける事業者が名乗りを上げていただけ、競争の原理も働くと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 介護事業は、収益事業であることを前提とした中で、現在の基準を設定をしておりますが、民間におけますデイサービス運営との整合性も考慮した中で、撤廃ではなく、運営状況や他市の納付金基準も参考にしつつ、見直しに向けた検討を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 今いろいろのところとの検討をしてということなんですが、私はこの収入の2%、これが気になります。といいますのは、数年前から収益の2%を収入の2%にされてます。その収益が見込めないことを、先を見越してこういうような判断がなされて、収入の2%にされたのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。私は、このことを撤廃していかなければ、今の介護保険等々が変わっていく中で、非常に民間の方々が運営される中でも厳しい状況があるということです。 ちなみに、私これ手元で社会福祉協議会へ行ってデータをいただいてきました。その中では、平成30年度に終了するところが8カ所あるわけですけれども、当然これ、東部福祉ステーション、北部福祉ステーション、浅井福祉ステーション、びわ福祉ステーション、それと木之本福祉ステーションといいますか、デイサービスですね、その辺が赤字になってるわけです。今も、木之本は言いましたけど平成32年度に切替えがなされる。するともう近々で、次から次へと切替えをしていかんならんのですけれども、私今これ社会福祉協議会のデータしか持ち合わせておりませんけれども、そういった状況が今後続いていくんでないかなという思いをしますんで、その辺も含めて答弁をお願いいたしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 介護事業ですけれども、収益事業といったことをにらんだ中で、民間の方が参入してきていただいたという経過が、ここ10年近く進んできてるといった状況でございます。昔で言いますと、社会福祉事業といった中でのデイサービスの中、その後介護事業がこういった民間さんの進出という中で、そういった部分を含めサービスの供給といった部分と需要といった部分のバランスの中で進んできてるのかなというふうに考えております。先ほど言っていただきました収益という部分が赤字であった場合には、収益の5%という時代が昔あったわけなんですけれども、その後、民間さんとのバランスという中で収入の2%といった整理にさせていただいてきた経過というふうになっております。その部分が、現在収入が赤字になりますと収益が出てこないといった状況の中で、事業所さんのほうからも非常に厳しい状況になってきてるといったことについては、今議員さんが言っていただいたとおりかなというふうに認識してるところでございます。今後につきましては、その部分につきましても、納付金の撤廃ということではなくて、どうしていくかということにつきましては検討した上での指定管理に進んでいく必要があるかというふうに考えているところでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) やはり、こういうような赤字が続いているといいますか、これはデイサービスセンターのみを運営されている場合に赤字が顕著に出てしまう。そこのところをきちっとしてあげないと、行政が手がける、先ほども申しあげましたけれども、セーフティーネットのところがどういうふうな状況になってしまうか。当然これ、赤字になってるところについて、それならば手を挙げますよと言っていただける事業者があるのかということなんですわ。そこのところを十分に考えていただかないと、相当なこれ赤字の数値が出ておりますんで。それをやはり、こういった撤廃といいますか、納付金をなくすとか、やってくださいよというのがセーフティーネットの考え方でないかなと思うんです。やっぱり、一歩踏み込んだ考え方を行政としてしていただけないのか、再々ですけれどもお願いをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 最近ですと、大きな施設のデイサービスセンターということではなくて、地域密着型といった形での民間さんの導入ということも今広がってきてるといったところでございます。その地域地域によりまして、冒頭議員のほうが言っていただきました民間の進出といったところもどんどん進んできてる中で、公の施設があるべきところにあるような形ということを考えつつも、先ほど言っていただきましたように、どうしても公がやっていかないといけないところにつきましては、しっかりとした制度、仕組みをつくった中で指定管理等をお願いしていくという考えで、今後についても検討した上で進めていきたいというふうに考えてるとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 浅井の中山間部、またほかのところもあるわけでございますが、そういったところに、果たして民間業者が手を挙げていただけるかということをやっぱり今後考えといていただきたいと思います。 それでは、大項目4の健康寿命についてお聞きをいたします。 この健康寿命についてでございますが、私が発言通告の出させていただいた締め切りが3月7日正午となっておりました。その後において、厚生労働省が健康寿命の新たな数値を公表され、全国の順位、健康寿命の数値が変わりましたので、新たな数値に置き換え質問をいたします。そのことで質問内容が変わることはございませんので、よろしくお願いをいたします。 先ほども、松本議員のほうからいろいろと数値をおっしゃったわけでございますが、重複するところはお許しをいただきたいと思います。 先ごろ、厚生労働省から都道府県の平均寿命が公表されました。平均寿命が男性80.75歳、女性が86.99歳と過去最高を更新されたことも公表されたところでございます。この中で、滋賀県は2015年の調査結果で、男性81.78歳と全国で第1位、女性が87.57歳と第4位となっております。非常に喜ばしいことであり、食生活や運動習慣、県民性などさまざまな要因があるそうです。しかし、平均寿命に着目するのではなく、健康寿命に目を向ける必要があると考えます。健康寿命のランキングを見てみますと、2016年の調査結果で滋賀県の男性が16位、72.30歳、女性では42位、74.07歳、平均寿命と健康寿命との差が比較年度は1年違いますが、男性で9.48歳、女性では13.50歳となっております。全国平均では、平均寿命、健康寿命ともに延びてはおりますが、平均寿命と健康寿命の差が開きぎみのようでございます。このことを不安に思っておられる方々は多くおられ、健康で生きられる期間が延びなくてはありがたみがないと思います。健康上の問題で日常生活に影響がある期間は10年前後と、非常に長く改善が見られない感があります。 そこで、この差を埋める施策が急務だと考えます。健康寿命を延ばすには、カロリーコントロール、運動、前向きな考え方が不可欠だと言われております。健康でいるためには、運動と食事の両立が大切だと思っております。運動は、定期的に継続的に行うことが重要で、何歳から始めても遅過ぎることはないと言われており、今のうちから筋力をつけ、その筋力を減らさないよう維持することで、年をとってからの転倒予防にもつながると思います。 最近、フレイルという言葉を耳にしますが、これは加齢によって筋力や心身の活力が低下した状態を言うそうです。フレイルを経て要介護状態へ進むことを予防することが第一と考えます。フレイル予防に総合的な効果をもたらすのは運動とも言われており、運動をすることにより筋肉が増え、骨格筋機能も向上します。そうなると、あちこち自分で行け、自分の活動範囲が広がり、引きこもって孤立することを避け、認知症予防にもつながります。運動がもたらす心身の影響は大きいものがあると言えるのではないでしょうか。 そこで、次の質問をさせていただきます。 小項目の1点目でございますが、平均寿命と健康寿命の差についてお聞かせ願います。 各市町の数値が出ていないようにも思うのですが、長浜市の平均寿命と健康寿命の数値はどうでしょうか。出ていないようであれば、県の平均寿命と健康寿命の差をどのように分析をし、どのように考えておられるのか、お聞きをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 議員仰せの厚生労働省の平均寿命と国民生活基礎調査によります健康寿命は、都道府県単位まで算出されてるといったところでございまして、市の数値は算出されておりません。我々のほうで平成22年と平成25年の同じ平均寿命と健康寿命の数値を入手いたしましたので、その数値で申しあげますと、県の平成22年の平均寿命と健康寿命の差は、男性で9.9歳、女性で14.3歳ということになっております。続きまして、平成25年の平均寿命と健康寿命の差は、男性で10.1歳、女性で13.5歳といったところでございました。 平成22年と平成25年の平均寿命と健康寿命の差を分析いたしますと、男性は差がやや広がっているといったところでございますし、女性は縮まってきているといったところでございます。依然といたしまして、男性につきましてはその差が10歳前後、女性につきましては14歳前後といったところにつきましては、先ほど議員のほうがご紹介いただいた数値と変わらないかなといったところでございます。自立できない期間が、男性で10年、女性で14年といった期間が長くあるといったところにつきましては、まだまだ大きな課題かなというふうに認識しているところでございます。 健康寿命を延ばしていくということにつきましては、健康で生涯元気でいられることであり、平均寿命と健康寿命の差を縮めることにつきましては、今後も取り組みを進めていかないといけないといったところで考えてるとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 平均寿命と健康寿命の差についていろいろと取り組みをされているというご答弁でございますが、早急な対応といいますか、そういうことをやはり考えていっていただきたい。世もすれば、今予算にでも上げていただきたいぐらいを思っておりますので、その辺これから部内で検討して方向づけを見出していただけたらなと思います。 それに付随してでございますが、小項目2点目、きゃんせ体操についてお聞きをいたします。 長浜市では、数年前からきゃんせ体操を推進しておられ、サロンや転倒予防教室で実施されています。この実施状況ですが、どの程度の回数で何カ所で実施され、効果の検証をされておられるのかお聞きをいたします。何事にも言えることでございますが、いろいろな事業を打ち出されても、目的をはっきりさせ、見せかけの事業となっていないかの見極めが大切と思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 平成18年度から介護予防を目的とした転倒予防教室を実施し、教室の中で皆さんに取り組んでいただきやすい体操として、平成19年度にきゃんせ体操のビデオを作成いたしました。平成30年2月末現在では、地域の介護予防サポーターや民生委員さんなどを中心に自主運営されています教室は161カ所となっております。2,462人が参加いただいてるところでございます。開催頻度別のグループ数は、月1回開催していただいてるところが7カ所、月に2回から3回開催いただいてるところが53カ所、週1回開催いただいてるところが101カ所でございます。厚生労働省の調査研究事業におきましては、週1回以上のグループ活動は、要介護状態になるリスクを低くするとされております。国の指針では、介護予防に効果のある開催頻度は週1回以上であり、人口1万人に10カ所を目標とするよう示されているところでございます。本市では、週1回実施していただいてるところが101カ所でございますので、目標まであと、目標120カ所となりますので、あとわずかといったところになってきているところでございます。 その効果につきましてですけれども、希望されたグループに体力測定を実施させていただきました。握力、柔軟性、バランス性、歩行能力を見ており、今年度は26カ所を実施させていただいたところでございます。週1回開催していただいてるグループにつきましては、過去の体力測定の結果と比較いたしますと、個人差はありますけれども、グループの平均値はおおむね維持をされてるといった状況でございます。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) このきゃんせ体操なんですけれども、今ほどいろいろとお聞きをいたしました。その中で、お聞きをいたしておりますと、きちっとしたことをやって筋力の維持をされてるというようなことをお聞きをしてるんですけども、このきゃんせ体操、果たして、私が疑問に思いますのは、ビデオをつくってやっておられるということですけれども、一般の方がこれを家庭内でやるとしたときに、本当にこれやれるのか、その辺をお聞きしたいと思います。といいますのは、非常にいいことをやっておられるんですが、家庭へ帰られたときに自分の持続可能な状況ができるかなという思いをしてます。その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 厚生労働省の調査研究によりまして、週1回以上のグループ活動を行うといったことが、要介護状態になるリスクを低くすると言われているといったとこでございます。その分に対しましてのこのきゃんせ体操のビデオをつくった中で、グループ体操を120カ所設置していくという目的で活動してきてるといった事業でございます。今議員仰せの家のほうでやられる体操、これにつきましては、個々の体操は個人個人の体操といったことでございます。当然、こちらのほうにつきましても市民の皆さんが取り組みやすい運動といったことについては、今後検討していく必要があろうかと思っています。またあわせまして、現在健康づくりの取り組みの中では、そういった手軽にできる体操といったことについては、健康教室等で保健師のほうが指導しているといったところでございますけれども、またそういったムーブメントもつくっていきたいというふうに考えてるとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 小項目3点目に関連してきますので、小項目3点目を質問いたします。 筋力の維持向上について。 今ほど述べましたように、健康寿命を延ばすためには筋力の維持向上は不可欠であります。効果を出そうとすれば、筋力の維持向上に精通しておられる方の指導であるとか、個々の運動プログラム等による継続が必要と思いますが、このような体制づくりをどうお考えかお聞きをいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 本市では、青壮年期から運動指導士によりますウォーキング指導やながはま健康ウォークの開催など、運動を始めやすい環境づくりとともに、加齢による筋力低下を防ぐため、長浜きゃんせ体操を軸に理学療法士や運動指導士等が地域に出向き、転倒予防教室の立ち上げや継続支援を行っているといったところでございます。近年は、まちづくりセンターでの体操教室だけではなく、市内介護サービス事業所によります体操講座や民間のフィットネスクラブ等が増加してきており、市民自らが体力づくりの場を選択できるようになってきているといったところでございます。市といたしましては、多くの市民がライフスタイルにあわせて行政や民間事業所が行う運動の場への積極的に参加いただけるよう、専門職による支援が受けられる環境を拡大していくことが必要だというふうに考えておりますし、その部分は期待してるといったところでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) ありがとうございます。 この平均寿命と健康寿命を縮めていくということは、日常生活で良くないと言われることはしないというのが一番だとは思うんですけど、今ほど申されたいろいろな事業をやっておられることはわかるんですが、その個々に対して、例えばデイサービスとか行かれる方についてはケアマネジメントをされて、そういった利用をされる、そういうことがあるわけですね。その専門の方がそういったことができないかということなんですわ。今の要支援なんかでも、総合事業のほうへ切替わりました。それを介護保険のほうへ行かないためにも、そういうプログラムといいますか、そういうことで家庭でできること。きゃんせ体操を家庭でやれ言うても、私まずできないと思ってます。相当な時間がかかりますし。そういうことができないかということをお聞きいたしてるんです。再度その辺、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 介護保険の総合事業もそうですし、健康づくりのそういった健康増進事業といった部分の中でも、現在専門理学療法士、作業療法士、運動作業師といった部分を投入していってるといったとこもございますし、あと社会福祉協議会さんのほうでもそういった専門家を養成いただいた中で、いろんな取り組みを広げていってるといった状態かなというふうに思っております。 議員さん仰せのとおり、介護予防のための体力づくりといった中では、だんだん進んでいっている状況かなというふうに思っております。ただ、あわせまして市民の皆さんが積極的にそういった健康づくりに取り組んでいただくといったことについても、ぜひともそういった環境を広げていくということが行政の役割かなというふうに考えてるとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) 個々のメニューをつくって、全体的なメニューでなしに個々のメニューをつくってやっていけないかなというところをお聞きをしてますんで。再々ですけどもお願いいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 多くの市民の皆さんが、ライフスタイルにあわせた形で取り組みいただけるような環境づくりにつきまして、積極的に支援を行っていく必要があるというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 草野 豊議員。 ◆4番(草野豊君) ありがとうございました。これで私の質問を終わらせていただきます。(拍手)
    ○議長(柴田清行君) 次に、矢守昭男議員、登壇願います。 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) (登壇)議長の発言許可をいただきましたので、発言通告に従いまして質問させていただきます。 藤井市長には、このたびの市長選挙において立派な当選を果たされたことに心よりお祝い申しあげます。また、多くの同僚議員から発言されましたように、このマスコミ報道を受けて市民の皆さんから非常に厳しい目を向けられていることがありますが、市民の皆さんの声をしっかりと聞いていただきたいと思います。 本年第1回目の定例会に当たり、安心・安全な地域づくりを目指し、子どもたちの直面する課題について幾つかの質問をさせていただきますので、当局の丁寧な答弁をよろしくお願いいたします。 まず、大項目1点目、道路、河川の維持管理について。 現在の長浜市内の道路、河川の維持管理については、道路の陥没による事故防止への対応、消雪装置の設置、除雪作業によるマンホールの破損への対応、防災面からの長浜市管理の河川内における竹の伐採やしゅんせつ、河川の改修など、安全対策や適正な維持管理が必要ですが、合併後大変広域な地域となった、またこの効果的な管理等を実施する必要があると考えます。そこで、以下5点について当局の見解をお聞きいたします。 1点目、河川の安全な管理体制について。 近年の異常気象による風水害は我々の想像を超えるものがあり、そんな中でも特に大切なことは、生命と財産を守ることが一番重要だと思います。近年、市民からの道路、河川の修繕等について要望が多くあるかと思われますが、限られた人員や予算、修繕時期など、職員の皆さんから大変苦労しながら日常の点検をされているとお聞きしています。防災面から、長浜市の管理すべき河川内の竹の伐採やしゅんせつの要望件数と、今後の対応の予定についてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 市が管理します河川において、平成29年度の竹の伐採要望件数は1件、しゅんせつの要望件数は8件であります。そのうち、緊急度の高い河川について、今年度1件しゅんせつ工事を実施しております。次年度につきましても、要望いただいております河川のしゅんせつにつきまして、緊急度とか河川の規模を考慮してしゅんせつ工事を実施していきたいと思っております。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) お答えいただきました1件と8件がありますけども、やはりまだまだ進んでないというのが現状ですので、その辺についてもしっかり地元の要望に対して対応していただいて、災害が起きたときには遅いという状態にならないように、よろしくお願いいたします。 2点目に入ります。 道路の安心・安全な管理体制について。 現在の長浜市内の道路の管理については、他市が取り組んでいる道路の陥没情報など、ホームページやアプリを活用し情報提供や開示システムの検討、陥没に対する補修や舗装、パトロールなど、地元建設業者等へ委託する方法などが考えられますが、さらに行政対応の向上と安心・安全な長浜市に向けて当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 現在、道路の陥没状況につきましては、職員による巡回パトロールや市民の方からの電話による通報、また自治会からの要望等で受けております。 また、アプリ等を活用したシステムにつきましては、本年度愛知県の半田市、また奈良県の生駒市のほうにも視察に参りました。その中で、やはり利用があまりないということもあります。また、利用があっても市道でない道路の通報もある。また、違う情報についての通報がある。また、通報を受けましてもその処置とかその回答の仕方等について、市側、受け入れ側についての体制の整備の必要があるということがわかりましたので、そういった運用する上での課題があるため、ほかのシステムを含め導入する効果を引き続き検討したいというふうに思っております。 また、パトロールにつきましては、新しい風の代表の西邑議員の質問でもお答えしましたとおり、現在市職員による市民生活サポートチームで実施していることから、パトロールについては現在外部委託は考えておりませんが、道路の補修につきましては、安全確保等地域からの要望に迅速に対応するために、建設業者と単価契約ということで修繕工事を進めてきております。引き続き、単価契約による修繕工事を進めることで迅速な対応をしまして、適切な維持管理を行い、安全な道路交通環境を確保するよう努めていきます。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 先ほど申しあげた部長さんの答えがありました、単価契約の充実がやっぱり全てかなというのは私も思っておりましたので、そのお答えをいただきましたので、今後具体的に進めるのをしっかりしていただきたいと思います。 次に行きます。 除雪作業向上と今後の対応について。 今期の冬も、長浜市内の各地で豪雪となりました。職員の皆さんによる除雪作業により、市民の方が安全に道路を利用することができ、現在GPSにより除雪作業向上が図られていますが、そうした中で、例えば除雪作業中の車両事故、マンホール破損等の物損事故、人身事故等のトラブルなどがあるとお聞きしますが、そうしたトラブルを回避するために会話録音なしでのドライブレコーダーを装備し、安心して業務執行されることが最良と思われますが、今後の当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) ご提案ありがとうございます。 一般的に、ドライブレコーダーを装備すると事故発生時のトラブルの回避につながるというふうに言われております。ただし、除雪作業におきましては、除雪ドーザーやタイヤショベルの関係で上下に大きく揺れて、画像がなかなか鮮明に映りにくいということ、またマンホールとか道路上の障害物については、雪に埋もれて見えにくいのではないかということ、また過失割合等のトラブルが想定しにくいことなどから、ドライブレコーダーの有効性については今後もう少し見極めていきたいと考えております。いずれにしましても、除雪作業につきましては今後も安全に留意して取り組んでいきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 今マンホールの破損等についての答弁があったんですけども、現在も長浜市内もやはりマンホールが高いと。道路が陥没し始めて、除雪範囲がやはり狭まって、雪がどけられてないという状態が続いているというのをお聞きしますし、やはり先ほどの前の質問にもありましたように、道路のカット舗装などして、マンホールの周りを除雪しやすい、除雪車両が入りやすいような状態にするようにしたりとか、そういうことによって市民の方の安全な利用ができると思いますので、その辺について、また具体的に今後どういうふうにされるのかお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) マンホールにつきましては、やはり委託業者のほうからもご意見を伺っておりますので、少しずつ段差の解消については、修繕等で解消に努めていきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 次に行きます。 今後の除雪計画について。 平成29年長浜市議会第3回定例会での歩道除雪についての質問において、雪寒体制についてのあり方懇話会の意見もいただきながら、通学路の除雪を含めて地域による共助のあり方について考えていくつもり、また二つの補助金での充実を検討するとの回答でしたが、平成30年度に向けての今後の予定やあり方懇話会の進捗状況、あり方懇話会の会議での課題解決に向けた今後の新たな取り組みについて、当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 雪寒対策のあり方懇話会につきましては、5回開催しまして委員の皆様からいろんなご意見をいただきまして、現状の課題と課題解決に向けた方向性ということで取りまとめております。次年度からは、課題解決に向けた方向性を踏まえて、より具体的な内容を示した計画を策定していく予定でございまして、この歩道除雪につきましても、除雪する歩道の基準の策定、またPTAや地域づくり協議会などによる共助による歩道除雪が進むような内容を検討していきたいと思っております。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 今お答えいただきました共助の部分なんですけども、やはり通学路の除雪についても、合併後の路線の基準をしっかり定めらてないということもありますし、PTAの方も含めて、やはり除雪に対して共助の部分でなかなか限界があるとお聞きしております。そうしたところから、ちょっと提案なんですが、地域づくり協議会も除雪をして支援をしたりとか、もちろん子ども見守り隊の方も除雪機を購入するということも考えてしておられますが、なかなか補助金申請をしながらの件数が少しずつ減っておりますので、そうしたこともやはり補助金の申請時期も7月とか、除雪機購入についても7月と明記されておりますので、時期的なものも遅らせて、本当の除雪がしたい時期の近いとき、2カ月ぐらい遅らせて、9月ぐらいにでも申請できるようなことをすればいいと思うんですけども、その辺についてお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 今市のほうでは、機械購入補助と除雪の委託補助をしております。この対象につきましては、今ほどご提案ありましたとおり、PTAには既に行っておりますし、また地域づくり協議会とかいろいろなそういう方にご協力いただける団体につきましても、その補助の適用を広げていくように進めていきたいと思います。 また、その手続、申請の時期等につきましても、より便利になるように仕組みを考えていきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 今前向きな意見、二つ言っていただきまして、それで前進していくような感じがしますので、今後も引き続き、懇話会でもありましたように、1回から4回まで、また5回の最終的な素案もできて上がってくるということですので、しっかりとお願いいたします。 次、行きます。 次、5点目、消雪装置の設置について。 平成29年長浜市議会第3回定例会において、消雪装置の設置に関する同僚議員からの質問への回答では、今後消雪施設の新設設置、または既存設置の延伸につきましても、水源確保と広域的な長期的な観点で、機械除雪による効果的である場合は、除雪体制のあり方懇話会で議論するとありますが、その後現在までの新設また既存の延伸の自治会要望件数、平成30年度の設置予定、懇話会での意見などについて、どのように進捗管理を行うこととともに、結果を市民に伝えるのか、当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) まず、消雪装置に関する要望といたしましては、今年度におきましては新規設置について5件、既存施設の延伸については2件出されております。新規設置としましては、平成30年度に1件を今予定しているところでございます。この消雪施設の維持管理及び新規導入につきましては、この雪寒体制のあり方懇話会におきましてもご議論いただきまして、降雪量の多い地域において水源や消雪施設に係る用地の確保ができ、機械除雪と比較したときの費用対効果が高い等の条件を満たすと考えられる路線については、消雪装置も導入することについてご確認をいただいております。この考え方に基づきまして、今後さらに費用負担の問題とか維持管理の問題も含めて、懇話会や市民の方の意見を聞きながら、具体的な施策として決定したいと考えておりますし、決定できた段階で公表、お知らせしていきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) ちょっと再問させていただきます。 懇話会のご意見というのがありましたけども、市民の方のアンケート等もこの懇話会に書かれてると思いますので、そのご意見もしっかり聞いていただくのと、平成30年度に1件というのはどこをされるのか、具体的に教えていただけますでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) この消雪装置の設置に当たりましては、これからしっかりと地域住民の方々と意見交換をしていきたいと思います。 また、30年度につきましては浅井の下草野地区において今予定してます。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) ありがとうございます。 その地域ですと、学校が統廃合するという形になってこようかと思いますし、そのバスの通学に関連してくるのかなと思いますが、今後とも地域の消雪装置の要望について、しっかりとお願いしたいと思います。また、その中で市の管理の団地とかも大規模補修とかもありますし、新設、既存の設置の延伸についてもしっかりとお願いしたいと思います。 次に行きます。 大項目2点目、老朽化したトンネルの維持管理について。 県道郷野湖北線、旧浅井町の谷坂隧道は、延長300メーターで1935年に開通して約83年が経過しておりますが、今年は厳しい冷え込みが続き、トンネル内での天井から1メートル以上のつららがたくさんと見受けられました。特に、上草野、下草野地域からのドライバーの方より危険との連絡をいただきまして、至急県に連絡し、翌日にはつららを撤去していただきました。天井から水漏れが激しく、水滴が路面で凍結し、つるつるになることも何回かあり、つららについては危険な状態だと思います。そうした原因は、天井からの水漏れであり、天井裏の空洞化も考えられ、大規模な補修も必要と思われますが、市として県に対する要望等の今後の対応策等がありましたら、お考えをお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) この谷坂隧道につきましては、滋賀県管理のトンネルでありまして、平成28年度の点検の結果、トンネル内のコンクリート面に空洞及び一部クラックが確認されました。この点検結果を受けて、平成30年度に修繕対策を実施されるとお聞きしました。この修繕方法としましては、トンネル内のコンクリート背面の空洞には、発泡ウレタンを注入し間詰めを行い、クラックにつきましてはFRP製メッシュ防護シートを張り付けてコンクリート剥落防止の対策を行うということであります。つららにつきましては、この空洞部から水が漏れていることが原因であり、修繕後には改善される見込みとのことです。 県によりますと、地元調整の上、平成30年度の早期発注を目標ということですので、工事施工中は通行止めとなりますけれども、地元住民の方々のご理解とご協力をお願いしたいとのことです。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) ありがとうございます。 30年度から工事に入っていただけるということですので、市としても県に対して早急な工事にかかっていただきますようにプッシュのほうをお願いいたします。 次に行きます。 大項目3点目、学校司書の充実したさらなる取り組みについて。 学校司書の配置による課題解決に向けた取り組みについて。 学校司書には平成26年度、3校3名から平成29年度では34校で18名の配置となりました。学校図書館には、読書センター機能と学習センター機能、情報センター機能といった機能が求められますが、各機能別の課題について、学校司書の配置による課題解決に向けた取り組みについて、当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) まず、読書センター機能として児童・生徒の利用が少なかった学校図書館を読書活動や読書指導の場とするために、本を借りたくなる環境づくりに取り組み、利用率を高めてまいりました。 次に、学習センター機能としての学校図書館を用いた学習活動が少なかったため、授業への関わりや学校図書館を用いた学習活動の推進に取り組み、事業内容を豊かにし理解を深める取り組みを行ってまいりました。 また、情報センター機能といたしましては、児童・生徒や教職員が学校図書館の情報収集のために使用する頻度を上げていくために、教員が授業で使用したい図書を学校司書が選んだり、児童・生徒の調べ学習において積極的に学校図書館を利用したりするために、情報ニーズに対し収集、選択、活用能力の育成を図ってまいりました。 このように、平成26年度に学校司書を配置してからは、三つの機能についての課題が着実に解決されていっております。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 三つの機能について説明いただきましたが、その中の情報センター機能について、やはり学校と図書館、全ての方が情報提供するという、については、まず学校図書館ができ、また今年度全校になるということですが、30年度から小中一貫校となります余呉のほうなんですが、余呉の小中一貫校の司書機能を充実したりとか市立図書館やら図書館機能として、蔵書の一元管理とかもするなど、充実な方向性というか機能を充実にするようなことはないのかお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) ただいま議員ご指摘のありました各学校、また今年4月に開校いたします余呉小中学校を含んだ形になりますけれども、それと各市内の図書館につきましては、蔵書の情報一元化管理ということで、現在協議に入っているところでございますので、今後具体的な内容等については協議が深まってまいるというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) ぜひとも新しい学校ができる、また統廃合するなどさまざまな状態がありますので、その機会として充実した図書機能をしていただきたいと思います。 次に行きます。 2点目、今後の学校司書の配置でのさらなる充実した取り組みについて。 学校司書の配置により、読書力の向上につながりますが、今後の計画では平成30年度において全ての学校に学校司書配置を目指す目標とされておりますが、学校司書の配置方法によっては各学校当たりの配置日数が減少につながります。今後の各学校当たりの配置日数について、当局の見解をお聞きします。また、児童・生徒、学校司書に対する支援の充実や図書館の環境整備についてどのように考え、さらなる充実した取り組みをされるのか、当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 教育委員会では、本や言葉に親しむ児童・生徒を育てるため、平成26年度より学校司書の配置をさせていただいております。まずは、利用したくなる学校図書館を目指し、本の分類、室内の飾りつけ、展示の工夫などの環境づくりを主に進めてきたところでございます。学校図書館に来る児童・生徒が増え、本の貸出数が増加してまいりました。 現在、この成果を市内に広げるために、全小・中学校への学校司書の配置を進めているところでございます。ご指摘のように、1校当たりの配置日数が前年度に比べ減少する学校もございますが、環境づくりが進んだ分、それに費やす時間を削減することができ、児童・生徒に関わる時間を確保することができます。したがいまして、配置日数が減少する場合があっても、学校司書の業務に支障は来すことはないというふうに考えております。 今後の取り組みといたしましては、学校司書が積極的に授業に関わる中で、学校図書館を使った授業を行う機会を増やし、学習活動を通して本や言葉に親しむ児童・生徒を育成を進めてまいりたいというふうに考えております。あわせまして、学校図書館と公立図書館のネットワーク化やパソコンでの図書管理についても実現に向けて協議をしっかり進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 今お答えいただきましたが、たくさんの公共サービスや無駄やら省いたり、財源がない中で無駄な経費も削減しながら、行政の改革をしながら行われていると思いますが、やはり学校司書職員も必死に子どもたちに読書力をアップさせて、また魅力あるという形で教えておりますし、その中でも、今たからばこも毎回40冊かな、各学校を回っておりますが、やはり本も大分古くなってきたということを聞いておりまして、やはり新しい本を購入して、そういうなのも学校に回していただきたいというのをたくさんの司書の職員さんからお聞きしております。そうしたサービスをすることが、やはり今後の読書力の向上となりますし、現在においても、やはり50%ぐらい読書力がアップしたとお聞きしておりますので、その辺で具体的にまた新しいことも含んでしていただけそうなら、お答えいただけましたらお願いします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) ただいまご指摘のありました点につきましては、第1問のほうでご案内いただいてますとおり、読書センター、学習センター、情報センターの機能を十分に果たしていくための基礎というふうに認識しておりますので、その辺を踏まえながら、新たな展開ができないかどうか、また今までやってきたことを再度構築していく必要性はないかというふうなことを検討しながら進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 矢守昭男議員。 ◆25番(矢守昭男君) 以上で私の質問を終わらせていただきます。 藤井市長におかれましても、誠実に市民の皆様方の声をしっかり応えていただきながらご期待申しあげ、質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田清行君) ただいまから14時30分まで休憩いたします。    (午後2時17分 休憩)    (午後2時30分 再開) ○議長(柴田清行君) 休憩前に引き続き再開いたします。 議員個人による一般質問を続行いたします。 次に、竹本直隆議員、登壇願います。 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) (登壇)それでは、議長の発言のお許しをいただきましたので、一般質問に入らさせていただきます。 午前中とは打って変わって、傍聴席が大変少のうなってしまいましたので、やや調子外れになってしまいましたが。 まず、大項目1点目、長浜市の行政改革について。 国は、平成17年から5年刻みで行政改革を進めていくということで、行革の取り組み、平成27年度からは地方行政サービス改革の推進とされ、民間委託等の推進、指定管理者制度の活用、BPRの手法やICTを活用した業務の見直し、自治体情報システムのクラウド化拡大等が図られ、総務省は取り組み状況を比較可能な形で公表し、取り組み状況の見える化を実施しています。 本市においても、平成30年度における施策推進の取り組み姿勢では、将来世代に負担を残さない行財政改革を断行し、健全化がうたわれ、さまざまな取り組みがされていますが、地方行政サービス改革についての本市の見解を伺います。 まず1点目、行政サービスのアウトソーシング等の推進について。 民間委託、指定管理者制度の導入など、本市ではかなりの業務、事業で取り組まれていますが、業務全体のさらなる見直し、総点検を実施し、委託の可能性を検証すべきと察しますが、今後の民間委託への事業計画はどのようなものがあるか問います。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 本市では、長浜市官民パートナーシップ推進基本方針を定めまして、議員仰せのとおり全ての事務事業におきまして、公共サービスの質の向上、財政負担の軽減の観点から、高い市民力あるいは民間の経営手法を生かして、最少の経費で最大の効果が期待できるよう指定管理者制度の導入をはじめとするさまざまな方策を進めております。具体的には、事業計画でございます長浜市官民パートナーシップ実施計画におきまして、設備の保守点検、清掃業務など、施設ごとにこれまで個別に委託している管理業務を取りまとめた包括的外部委託の検討ですとか、直営管理しております施設のさらなる、例えば豊公園の指定管理制度の導入の検討など、22項目を掲げまして鋭意取り組んでいるところでございます。議員仰せのとおり、今後とも本基本方針に基づきまして、全ての事務事業や施設の必要性、市の関与の度合いの見直しといった点につきまして十分検討した上で、民間活力のさまざまな手法の導入を推進してまいります。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) アウトソーシングの推進につきましては、さまざま市も取り組まれているということなんですけれども、人口規模が同じ神奈川県の海老名市は、総合窓口あるいは福祉窓口といったところをアウトソーシング化していくということで、年間、総合窓口で5,000万円、そして福祉の総合窓口で2,000万円弱のコスト削減をされているということが発表されております。また、大阪の箕面市におきましても、会計、給与あるいは旅費といったものの内部の管理業務、こういったものもアウトソーシング化をしていくということで、そこも600万円近くコストを削減されているというところでございます。さまざま取り組みはされるとは思うんですけれども、具体的に、後ほど窓口業務につきまして質問もさせていただきますけれども、今現在22項目ということですが、さらにもう少し具体的に、こういった業務をアウトソーシングしていくというものがわかっている範囲で結構ですので、お伝えいただきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 具体的にということでございますけれども、先ほど公有財産のことですとか会計事務のことにつきましては、少し具体的なとこで触れさせていただいたんですけども、それ以外に22項目で提案型の公共サービスの民間活用制度であったり、各種証明の交付、交付事務の関係ですとか、それぞれ各部局で創意工夫をしながら、他の自治体の事例を取り入れながら、22項目を現在の、これ4年間でこのPPP、パートナーシップ実施計画を打ち立てておりますので、当面この4年間はその22項目を確実に達成していくと。そしてまた次の、この実施方針に基づきまして、次のまたパートナーシップのこの実施計画として、そのPDCAで見直しをしながら、次また4年間を進めていくという、一気に全ては行けませんけれども、できるところから徐々に進めていこうということで、全庁を挙げて取り組んでるということでございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 段階的にアウトソーシングを行っていくということで、私もそのほうがこれからの行政におけるコンパクト化というところを視野に入れている観点から、ぜひ進めていただきたいと思います。 それでは次に、長浜市の情報システムのクラウド化について。 国は、自治体のクラウド化に情報提供、助言を行い、積極的に支援することにより、自治体のコスト削減、業務負担の軽減、業務の共通化、セキュリティー水準の向上などが図れるとし、広く展開されている本市においてはどのような状況かを問います。この質問につきましては、昨日浅見代表のほうに答弁をされておりますけれども、その内容で80ほどのシステムが既にクラウド化されているというところで、調べさせていただきましたら、昨年77システムのうち46システムがクラウド化されているということで。私は、長浜市がこれほど進んでいるとは思っていなかったです。実際、滋賀県では市ではなく町、例えば豊郷町、甲良町とか、そういう町単位が平成26年から進められてるということで、かなり進んでいたと。コンパクトなまちであるがゆえに、業務のシステムも少し小さな形でも進められたと思うんですけれども。今長浜市がこれを取り組みをすることによって、現在5,000万円の削減ができているというお答えをいただきました。実際、まだサーバーを自社運用するというオンプレミスという手法で、現在まだ半分ほど残っているという形ですけども、これをほぼ全域のシステム化をすれば、単純にすれば1億円ということになるんですけれども、もう少しコスト削減が、全体をすることによって各旧庁舎のしているところもクラウド化全部ができるということで、より一層削減ができるかと思うんですけど、その点の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 再問にお答えをいたします。 議員仰せのとおり、約半数、また残り基幹業務が半数ぐらいの業務がまだ残っておりまして、昨日も答弁をさせていただきましたとおり、引き続きこのクラウド化を進めていきたいというふうに考えているとこでございます。 なお、もう一つポイントとなりますのが、やはり共同利用ということなんですけども、各自治体の情報システムにつきましては、これまでからそれぞれ各自治体単位で、それぞれのメーカーのシステムを活用してきたという経緯がありまして、そういった中で県下の市町村におきましても、幾つかのグループ分けがなされているような形態がございます。本来ですと、この共同化をより推し進めることがコストの削減につながるわけですけども、現在東近江と、まずは手始めに昨年10月からスタートさせました。あと長浜市と同じようなシステムを用いておられる自治体が2自治体ほどございますので、そういったところと共同利用を図っていくということで、さらなる経費削減、行政改革に資する取り組みを進めていきたいというのが今考えているところでございますし、そういう取り組みを推進していくということでございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 長浜市の情報システムのクラウド化が本当に進んでいるというところで、セキュリティーの部分あるいはオンプレミスの場合はそういった専門の職員を配置しなければならないといったところもございますけれども、どっちにしてもセキュリティーの問題につきましては、新たなシステムができれば、またその都度そういった専門の職員も配置しなければならないと思いますけれども、十分にそういったところも注意を払っていただいて進めていただきたいと思います。 それでは、3点目、PPP、PFIの導入拡大について。 本市においては、指定管理者制度が浸透し、民営化すべき事業、分野も少なくなり、今後は民間業者が事業の企画段階から参加したり、設備は官が保有したまま、設備投資や運営を民間業者に任せるPFI事業への参入が望まれるが、その促進は図られているのか伺います。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 1点目の質問でもお答えをいたしました本市の事業計画、長浜市民パートナーシップ実施計画でございますけども、これがPPPということになるわけですけども、市有地の、先ほど申しあげました売却のための物件調査ですとか、ニーズ把握、各種相談などの公有財産売却支援業務、あるいは会計窓口での公金収納につきましては、こうした外部委託の導入に向けた整備を得ましたことで、民間事業者の持つ専門的な手法、情報の活用によって事務の効率化が図れるなど、既に一定の成果が出てきていると。そして、このPFIという手法につきましては、現在施設に関する取り組みということで、市営住宅建て替え事業において今年度実施をしたところでございます。 今後につきましては、さきの答弁でもお答えをいたしました、この長浜市官民パートナーシップ推進方針に基づきまして、民間活力のより積極的な導入を推進してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 市営住宅と同じく導入していくという話も今伺いました。以前、北部給食センターがPFIで事業をするという話が出ましたけれども、中身を精査するうちに、PFIはこの事業には不適格という判断をされまして、その後は違う方式で現在工事中となっておりますけれども、コストを削減していくあるいはコストの増大を防ぐという観点からも、PFI事業というのはかなり魅力的な事業でもあるかと思いますけれども、その辺しっかり精査していただいて、もっと導入を図っていただきたいと思います。その推進に向けては、どのような考え方をお持ちか、再度お伺いをしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 先ほど、すいません、市営住宅の建て替え事業につきましては、導入可能性調査ということで、調査がありましたので、ちょっと訂正させていただきます。 PFIの取り組みにつきましては、全国的にもかなり進んできておりますけれども、やはり一定の規模、事業者にとっての企画段階からの参入のメリットというところがやっぱり一つのポイントになろうかと思います。地方都市の規模の小さな事業ですと、なかなか参入をしていただけないというようなところもありますので、そういった参入意向を含めて、今回もこの市営住宅につきましては、そういう趣旨で可能性調査をしております。そういったことを踏まえながら取り組んでいくことが肝要かというふうに思っておりますので、全てがPFIになじむというところはないかと思いますので、そこら辺をしっかり議論をし、調査をし、そして確実な推進を図っていきたいということで考えているとこでございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) それでは、4番目の第三セクター等の経営健全化について。 第三セクターについては、全国では4割が経営改善が必要とされ、黒字化に向けて取り組まれています。本市においても、経営改善が必要とされる団体がありますが、何社あるのか。また効率化、経営健全化に向けてどのような指導、取り組みがされているか伺います。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 現在、本市が25%以上出資をしております11ある第三セクターのうち、平成28年度末現在におきまして負債が資産を上回る債務超過となった団体はございませんけれども、事業の利益余剰金がマイナスとなっている株式会社黒壁、あるいは経常収支が3期連続赤字になっているえきまち長浜株式会社につきましては、経営改善が必要であると認識をいたしております。 えきまち長浜株式会社につきましては、会派代表質問におきましても産業観光部長よりこの経過について答弁をさせていただいたところですけども、基本的には経営改善が必要とされる法人に対しましては、国の第三セクター等の経営健全化等に関する指針に基づきまして、役員数の見直しですとか組織機構のスリム化など、効率化に向けた指導、財政支援、人的支援などの経営健全化に向けた助言、指導を行っているというところでございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 指導は行われてるということなんですけれども、25%から100%出資されてるという事業が11あるというところで、道の駅の事業なんかもその中に含まれておりますけれども、経営が順調にいってるといった施設においては、第三セクターから手を離れて、自主独立でそういう経営に変わっていくという可能性があるのか。また、そういった方向に長浜市は向けていくのか、その辺見解を伺います。 ○議長(柴田清行君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(北川雅英君) 第三セクターを民間セクターへと、一つの時代の流れとして一定のシフトをしていくといいますか、そういったことも一つの考え方としては当然あると思います。ただ、三セクがつくられた経緯もございますし、これはそれぞれ出資をいただいた出資者の皆様方、役員の皆さん方とのしっかりした議論なり検討していく必要があろうかと思いますし、考え方としてはそういうこともあるんだろうというふうに思いますので、役割というのは時代とともに変化していくと思います。その時代に合った仕組み、体制なりをやはり考えていくべきだということは認識しております。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 自主独立の精神を持って、経営も黒字化しているような施設があれば、市から手放して市もスリム化していくという、そういった考え方も必要ではないかなと、そのように思っております。 それでは、5点目の質問に移らせていただきます。 地方独立行政法人による窓口業務の効率化について。 合併前の旧庁舎における窓口業務については、審査決定などの公権力の行使にわたる事務を除く必要があるため民間委託が進まない状況であったが、平成28年度から業務改革モデルプロジェクトにより自治体を支援、さらに取り組みが期待される中核都市や、人口10万人以上の市をターゲットに取り組みが強化されます。 また、地方独立行政法人法の改正、平成30年の今期の4月から施行されますけれども、地方独立行政法人へは審査決定をも含め、原則一連の窓口業務を委託可能になり、さらにモデル事業となる自治体には、総務省から業務改革モデルプロジェクトによる支援が受けられます。検討すべきと思いますが、見解を伺います。 ○議長(柴田清行君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(今井克美君) ご提案ありがとうございます。窓口業務の効率化につきまして、窓口部門を多く持ちます市民生活部では、窓口サービスあり方検討チームを設置をいたしまして、将来の市の姿を見据えた窓口サービスのあり方につきまして、課を超えて横断的に検討をしております。 その一つとして、市民課における証明書の郵送請求処理業務や戸籍の入力業務、保険医療課並びに税務課における窓口業務、滞納整理課における財産調査や催告書の発送業務など、定型的かつ一定の業務量がある部門の民間委託に向けまして、現在検討を進めております。今年度につきましては、先進自治体等の情報収集を中心に行いまして、民間委託の活用例、そのメリット、デメリット等を調査して、本市における導入に向けた課題等の整理を行いました。次年度以降の導入を目指して現在進めているといったところでございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 私ども会派で、今年2月に総務省のほうへ伺いまして、この地方独立行政法人での窓口業務ということを勉強してまいりました。現在、その地方独立行政法人法のもとで窓口業務を遂行していくとなると、全国で初めての事例となるということで、総務省のほうも全面的に支援をしたいというお話を伺ってまいりました。もちろん、今ほど部長の答弁がございましたとおり、メリット、デメリット、いろいろあろうかと思います。しかし、長浜市は旧8町のときの庁舎が、まだ立派な庁舎もたくさん残っておりますし、そういったところに業務委託を法人のほうに委託してスリム化を図っていければ、その地域に残った庁舎も生かせるし、そして新たな雇用も生まれるということで、ぜひしっかり検討していただいて、良いことばかりではないと思いますので、デメリットも、その辺も鑑みながら、新しい取り組みとしてモデルプロジェクトとして一歩踏み出していただければと、そのように思っております。よろしくお願いをいたします。 それでは、大項目の2点目のほうに入らせていただきます。 長浜市の学校給食について。 長浜市の小学校給食は、昨年度2学期から市内27校で実施、完全無償化になり、子育て支援の大きな役割を果たし歓迎されています。また、給食センターの整備などが推進されていますが、今後の見解を伺います。 まず1点目、無償化について。 人口12万規模の自治体においては、全国では長浜市だけと伺っていますが、財政的な問題もありますが、この無償化を中学校まで広げる考えはないか。あるいは、このような施策を存続するために、保護者に一部負担をしていただき、中学校まで推進をしていくという、そういった考えはないか。将来に向けての計画、どのようなものを持ち合わせておられるのか伺います。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 本事業につきましては、明日の長浜を担う子どもたちの成長を社会全体で支えていくという趣旨で取り組んでおります。昨年6月に実施されました長浜市の市民満足度調査の結果におきましても、市民の皆様から評価をいただいてるところでございます。教育委員会といたしましては、昨年度から実施した本事業をしっかりと遂行し、事業の理念が浸透していくことを図るとともに、市民満足度調査の結果を踏まえながら、その必要性について検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 私も、この施策については大変評価しております。他方、一部保護者の方々から、なぜ中学校は同じ施策をしないのか、そしてあるいは、将来的なことを考えれば、小学校のときにも少し一部は負担していただいて、そして中学校まで続けてほしいとか、いろんなさまざまな意見を伺ったんです。私個人としては、ああ、この施策は本当にいい施策やと思ってたんですけど、意外とそういった意見も出てると。これが将来まで、2億6,000万円ですか、1年間。それがずっと無償化でいって、長浜市は財政的に大丈夫なのかという考えを述べられる方もいらっしゃいました。義務教育という観点から行けば、国のほうに、将来的には無償化を推進していただくと、そういう考え方もございます。私も、今この現在は無償化でいいかもしれないけども、これから少子化が進んでいって、あるいは市税が減っていく、そういった環境の中で、ずっとこの無償化が続けられるのかどうか、一抹の不安も持ってるわけなんです。ですから、その辺の今後の将来に向けての計画というものをしっかりビジョンの中に、その無償化が一体どこら辺まで続けられるのかどうかというのを取り組んでいってほしいんです。その場限りで終わって、ああ、あの時代はよかったなで済むんじゃなくて、ずっと、この長浜市の財政の状況の観点からいったら、いや、まだ20年ぐらいまでは大丈夫だとか、そういったビジョンをその計画の中にしっかり取り組んでいっていただきたいと思います。ある日突然、いや、今学期からお金が要るようになったよ、給食費が要るようになってるよということにならないようにしていただきたいと思います。ですから、その辺のところのもう少し考え方を明確にしていただきたいなと。将来は、絶対国に負担していただくんだという考えもあるかもしれませんし、この先20年後には、やっぱりこれは少しは負担をしていただかなければならないと。ある日突然有料化になるということがならないようにしていただきたい。その辺の考え方をどうお考えですか。伺います。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) ただいまお話をいただきました、数年後に急に一方的にこの制度を打ち切るというようなことでございますけれども、それにつきましては先ほども申しあげました、継続してこの市民満足度調査の項目の中に入れさせていただくという考えを持っております。したがいまして、その中の皆様の意見を聴きながら、その時々においてしっかりと検証し判断した時点において、その存続も含めながら検討を進めていきたいというふうに思います。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) その検証は必ずしていただいて、この先の将来のことも子どもたちのため、あるいは子どもたちを持っておられるご家庭のためにしっかり精査をしていただきたいと思います。 それでは、2番目の給食材料費、これは食材費なんですけども、ちょっとお伺いします。 長浜市は、センター方式、自校方式など、幾つかの設備で調理され、配食されていますが、児童1人当たりの給食材料費は公正であるべきと思いますが、1人当たりの月額の材料費は幾らで全て同額か伺います。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 本市におきます1人当たりの学校給食費は、小学校では月額3,800円から4,000円、中学校では月額4,200円から4,500円となってございます。学校給食費は、施設ごとの献立の違いや食材購入量の違いから金額が異なっているというのが現状でございます。教育委員会といたしましては、本来負担は公平であるべきというふうに考えておりますので、同額であるということが望ましいと考えております。仮称北部学校給食センターが開所する本年8月以降の献立と学校給食費につきましては、統一する方向で今のところ考えております。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。
    ◆18番(竹本直隆君) 統一する方向ということで、ばらつきは起こらないという解釈とさせていただきますので、ぜひその方向で進めていただきたいと思います。 続きまして、三つ目の質問です。給食設備の調理環境について。 新規の給食センターの新築が進んでいく中、旧来の調理場や設備において不具合や改修が必要な給食室が存在すると推測するが、どこまで把握してるのか。また、改修、改善への見解を伺います。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 従前より、各施設におきます厨房機器などの維持管理を徹底し、状況の把握をすることにより、給食提供に支障がないように努めております。今後、仮称長浜北部学校給食センターが開所するまでの期間につきましても、給食提供に支障がないように現場と相談しながら対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 給食設備の調理環境につきましては、依然自校方式のところもございますし、また保育園等など園で調理されてるところもございます。ところが、合併前に調理環境の中で、前はウエット方式で、水で洗い流すという状況で清掃されていたり、そういった環境の中で調理をされてる。今はドライ方式で、水は流さないというところでございます。ところが、一部そういった前のウエット方式のままの調理環境で調理されてるところがある。あるいは、そういった厨房機器もかなり古くなってるというところで、その施設面で大分見劣りするところがございます。ささいな修繕、改修は教育総務課の方が来ていただいて、すぐに対応していただいてるというところで、現場の方々も、その教育総務課の対応の早さといいますか、それにはもう本当に感謝をされておりました。本当に親切に、素早く直せるところは直していただいています。しかしながら、旧町時代のかなり古い施設、そういったものがございますので、なかなかもう手に負えないような施設なんかがまだあるということでございます。調理環境に限らず、そういった園なり、学校、そういった設備も老朽化が進んで、もう職員では手に負えないというようなところはある。そういったところは、やはりしっかりと予算を付けてあげていただきたいと思います。例えば、えきまちテラスなんかでも赤字だと言えば、はい3,500万円、7,000万円、1億2,000万円という補正予算なんかもすぐに上がってきたりします。しかし、何年も前から、例えば雨が漏ってるけど直していただけない。自分の家でも、玄関を立派にする前に雨漏ってる屋根のほうを先に直しますでしょ。やっぱり、そういうことをしっかり予算を、早い段階からわかってることなんですから付けてあげていただきたいと思います。本当に職員の方は、結構気を遣っていただいて、すぐに修繕とか来ていただいてるんですけども、そもそも、もう老朽化が進んでいる施設については対処ができないです。そして、小さな子どもたちがいる乳幼児がそういう保育園に入ってる。あの子どもたちは、ここが危険だとか汚いとか、そんなこと言えませんよ。乳幼児は言えないです。それはやっぱり、周りが気をつけてあげないと、修繕とかそういうものができないんですわ。そういうこともしっかり考えていただいて、老朽化してる施設については適切な対応をとっていただきたいと思います。このことについて何かお答えいただければ。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) ただいま議員のほうからご指摘がございましたように、教育委員会といたしましても安全で安心な学校給食を提供していくというのが本意でございます。したがいまして、この提供に支障があるような故障等が発生したり、また修繕箇所が発見された場合は、適切にしっかりと対応してまいりたいというふうに考えます。 ○議長(柴田清行君) 竹本直隆議員。 ◆18番(竹本直隆君) 今ほど部長のほうから、しっかりと適切に対応していただくという答弁をいただきましたので、改修が必要な施設につきましてはしっかりと精査していただきたいと思います。 それでは、これで質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田清行君) 次に、中嶌康雄議員、登壇願います。 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) (登壇)それでは、議長のお許しをいただきましたので、発言通告により質問させていただきたいと考えます。 1点目、働き方改革についてお尋ね申しあげます。 県が職員の長時間労働の是正などを目指す働き方改革を本格化させ、各部局で業務の見直しや事務の効率化を進めているほか、新年度予算の編成で初めて働き方改革枠を設け、業務量削減につながるシステム導入なども検討されているが、超過勤務の削減時間は目標の半分程度にとどまっており、働き方改革につながる事業を募り、5事業が提案され、年約6,000時間の業務削減を見込むとの報道が、また大津市でも市民のために効率的に仕事をするということが一番で、効率的に成果を上げるのが市民の利益につながるということが第一との報道がされております。 大津市の1人当たりの月平均は、平成27年度で15.7時間です。同年の長浜市の状況は17.8時間となっております。さらに、28年度では19.1時間と大津よりも長い時間となっております。こうした状況を踏まえて、平成29年長浜市議会第3回定例会で質問をさせていただいたことを踏まえて、市経営に新たなダイバーシティマネジメントの可能性を含めて、二つの提案をしたいと考えます。 1点目、森林組合の統合についてでございます。 市域の約55%が森林であることから、森林組合の統合を求めておりますが、当局側の回答は滋賀県森林組合長会議での規模拡大による経営基盤の強化や装備の充実など、スケールメリットを生かした県下一組合での合併を検討されており、市内の二つの組合ともに県下一組合への合併については前向きでありますことから、今後の動向を見ながら滋賀県及び関係市町と連携しつつ、必要な助言を行っていきたいと考えておりますとのことでございましたが、県の方針に委ねるのではなく、本市森林組合の組織体制の強化とともに、経営基盤の充実のため、専門分野の林道整備や治山事業、里山の保全などの分野を森林組合に担っていただいてることで、互いの経営改革の実現を果たし、さらに森林の価値を高めてはどうかと考えますが、当局の見解をお聞きいたします。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) ご提言、ご助言いろいろいただきましてありがとうございます。 まず1点目、森林組合の関係でございますけれども、さきの第3回定例会以降の森林組合の合併に向けた動きにつきまして、少し触れさせていただきます。 各組合とも、将来的な経営に対する危機感から、広域合併に向けた事前の地ならしといたしまして、29年11月に県下全ての森林組合と滋賀県森林組合連合会が参加する森林組合経営改善会議を立ち上げられ、これまで2回の協議がなされております。この中で、30年3月から秋にかけまして、経営コンサルタントによる全組合の経営分析を行い、その後に目指すべき合併の水準を設け、全組合が経営改善に取り組むこととされておりまして、具体的な動きが現在進んでおります。このことから、今後の動向を注視し、県及び関係市町とともに適切に対応をしてまいりたいと考えております。 それから、アウトソースの関係でございます。ご提案をいただいております市内二つの森林組合には、造林間伐などの森林整備に加えまして、林道のパトロール、維持管理、保安林の改良など治山事業、里山における里山防災、緩衝帯整備事業など、専門分野を生かした幅広い事業とともに、さきの台風等によりまして林道被害が発生しておりますけれども、その復旧につきましてもそれぞれ能力といいますか、持ち分に応じて担っていただいておる状況でございます。今後も、自主的な合併や経営改善の取り組みを支援しつつ、組合の経営基盤を強化いただいた上で地域や活動団体も視野に入れ、ご提案いただきましたアウトソーシングを進め、働き方改革につなげてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 確認をさせていただきたいと思います。 私が求めている働き方改革というのは、森林組合で行きますと私どもの森林整備課があるわけですけれども、今後はやはり、二つの森林組合は専門知識を深く持ってらっしゃいます。こういった方々に、まず市の仕事も全部委ねると。したがって、私どもの組織体制が変わると。その組織体制が変わった部分をほかで力を出すというのが我々これからの行政の主たる目的ではないかと思います。したがって、私が先ほどから言ってますように、さらに森林の価値を高めるためには、私は専門分野、この二つに大きな力を加えて、大きな長浜市の絶大なる森林の整備、全ての森林について業務を担っていただくことで、私どものいわゆる市の内部調整がかなり緩やかになって、そもそもの主たる目的が変わるというふうに思います。もう一度ご確認をしておくために、そのことに対してお答えをいただきたいというふうに思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) そういった形で、組織と能力が高まっていくような形になれば、非常に市としてもありがたいなというふうに感じております。 先般、森林の川上から川下、いわゆる森林組合それから製材業、それから最終の出口のいわゆる家具とかつくっておられるそういった団体の皆さんとの意見交換を行っております。その中で、一つ課題としまして、森林組合のほうは人手等が非常に不足して、今の活動量がそこそこいっぱいいっぱいと。長浜地域の森林の関係の事業につきましては、今ちょうど山から切り出すのと加工、販売する量が、非常に低いレベルでバランスをしてしまっておるというのが実情でございまして、なかなか森林から木材を出す能力を高めるというのも非常に苦労しておるというような、実態はそういう形でお話も聞いておりますので、関連する業界の皆さんのご意見をしっかり聞いた中で、より良い形を模索してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私が求めているのは少し答えが違うんですけれども、次の土地改良区の合併にもつながりますのでお話をしておきたいと思うんですけれども、いわゆる組織力を高めるということは、当然仕事が市から渡すということでございます。それに従って、森林組合の人事的な機能強化も図れるわけです。今現在、二つの森林組合は大変な赤字を抱えております。これを支えていくのは市だと私は思っております。したがって、森林の価値を高めるといったとこはここに意味があります。 次移ります。 2点目、土地改良区の合併についてお尋ねを申しあげたいと思います。 さまざまな山坂はあるものの、観光協会の合併など一定の成果を上げていただいてることは、その努力に対して私は一定の評価をするものであるというふうに考えます。そこで、長浜市内の五つの土地改良区の合併提案に対し、成り立ちや施設の賦課金、こういったものの違いにより合併には至っていないのが現状だが、健全な運営ができるよう支援をしたいというような意向を示されておりますが、土地改良区による農道の維持管理や水路整備、農地の集積による耕地と水利との適切な管理等を改良区に事務委任をすることで、改良区の運営や経営強化につながり、また市も土木技術者の強化を図れると考えますが、当局の見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 農道の維持管理でございますとか、水路整備等の事務を土地改良区に委任することにつきまして、改良区自体の経営強化が見込まれたり、本市が行っております各施設の維持管理の事務量が軽減されるといったことによりまして、土木技術者への負担軽減にもつながるなど、一定の効果があると考えております。 土地改良区におきまして、それぞれの規模や組織体制あるいは考え方なども若干異なるところでございますけれども、現在におきましても国営造林の基幹水利施設などの事務を委託でお願いをしているというような事例もございますことから、それぞれの土地改良区に合った対応が図れるように、それぞれの土地改良区と今後どういうものがお願いできるのかを協議して進めてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私の求めているのは、ダイバーシティという意味がわかってらっしゃるかどうか、私はわかりませんが、多様性ということでございます。いろんな挑戦をさせるということが大事です。そのためには、市の職員の強化も大事かもわかりませんが、やはり専門分野を担っている方から指導を受けるというのが、私は一番の指導力につながると思います。したがって、それをするには何をしたらいいかということです。それぞれの改良区なり森林組合の組織強化を図って、そこに担い手を育てるということが我が市の一番大事なところやと思いますし、行革の、私は一番の一丁目の仕事やと思います。人事こそ、そこに行革がつながると思います。もっともっと、十分組織をもって答弁を調整いただきたいというふうに私は思います。 次の質問に移ります。 二つ目、企業誘致についてでございます。 市が一丸となって人口減少対策に臨んでいくとの見解で、29年第4回の定例議会において企業誘致のための整備を求めたところ、空き工場、空き用地への企業誘致や労働力確保の対策を重点的に取り組むとの意向を示されました。その後、私は担当課へ出向き、どのような政策展開と努力をされているのかお聞きをいたしましたが、その方向性等が見えてまいりませんでした。そこで現在、どのような目標と取り組みに重点を置かれて企業誘致を進めておられるのか、お聞きしておきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) まず、ちょっと窓口でのご説明が不十分であったことをおわびを申しあげます。 本市におきましては、従前より既存のストック活用の観点から進出希望企業と空き地、空き工場等のマッチングを中心とした企業誘致に取り組んでまいりました。それに加えて、今後におきましては長浜バイオインキュベーショセンターやシェアオフィスなどを積極的に活用し、事業所の誘致、市内での創業支援、ベンチャー企業の支援を通じ、小規模ながらも将来の地域経済を担う事業所の誘致、育成を進めていきたいと考えております。 さらに、今年度からは企業誘致支援サービスを活用をいたしました結果、7件の今のところ企業からお問い合わせをいただいておるところでございます。これを契機として、将来の企業誘致につなげてまいりたいと考えております。 また、近年一番問題となっております労働力の確保、これができることが企業誘致に非常に有効になるということでございます。インターンシップ事業などを通じまして、労働力確保に対する支援にも力を入れてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 確認をしておきたいと思います。 決して窓口の方が私に対して不親切ではなかったです。正直にお話をされてました。そんなことはないです。ただ、私が求めているのは、子どもたちがこれから就職して長浜へ帰ってきていただきたいと私は願っています。それが、人口減少に対する一番の対策だと思ってます。そのときに、いろんな多様性を持たせて企業へお勤めいただきたいというふうに思っています。したがって、新たな企業誘致のためには、私は新たな企業の誘致をする場所の検討が必要であろうと。私がそのときに質問したときには、いや、空き工場、空き用地への誘致は一生懸命やってるんだとおっしゃったので、ああ、なるほどなと。じゃあ、どんだけのほうをやってるんですかと。じゃあ、メモを見せてくださいと。どういった企業とどういったセッションをしているのか教えてくださいということでしたが、お答えいただけるような記録は全くございませんでした。したがって、今部長のお話では7件の企業から誘致の問い合わせがあると。非常に私はうれしいことだと思います。したがって、この7件をどこにどういった形で誘致をされようと思ってらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 現在お問い合わせをいただいているという7件につきましては、先ほど申しあげました、まず空き地、空き工場のリストを私ども持っております。その中、それぞれの条件に合うものをご紹介申しあげるということでございますけれども、この企業誘致支援サービスの中でもしっかりとアンケートで出ておりまして、どういうニーズがそれぞれの企業から一番あるかというあたりの把握で行きますと、やはり交通の利便性と土地の値段それから労働力の確保という、これはもう明確に進出の可能性のある企業さんからもご回答をいただいております。そういったところのマッチングをしっかり進めるという点。それから、1問目でお答えをいたしましたけれども、シェアオフィス等でいわゆるスピンアウトの新規事業者を育てていくと。これが総合戦略の中で調査した結果、文系大学を卒業した方の就労先が少ないというのが顕著に出ておりますので、2次産業に限らず3次産業といったところまで枠を広げて企業誘致を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 部長のお言葉を真摯に受けとめさせていただいて、早い間に、わあ、今日はここが誘致できましたという報告をばしばし我々に情報を流していただける日を、毎日千秋の思いで待たせていただきます。 それでは、3点目に移らせていただきます。 小谷城スマートインターチェンジの6次産業拠点化創出事業についてお尋ね申しあげたいと思います。 1点目、観光農園についてお聞かせください。29年第4回の定例議会におきまして回答を踏まえて質問させていただきます。 耕作放棄地や耕作されていない畑を市民農園として、市民が安心な市が一体として一定の運営をしてはどうかとの29年第4回の定例議会の質問に対し、小谷城スマートインター周辺6次産業拠点構想において、季節の野菜を作付し収穫の喜びを体験できる観光農園の開設を検討しているとの見解が示されました。その運営規模や事業費、費用対効果、事業主体等どのような想定をされてお答えをいただいたのかお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 昨日の代表質問でも一部お答えをいたしておりますけれども、もう少ししっかりと発表できる段階まではできてないというところで、現在お話しできる部分でご説明を申しあげます。 農業体験ですとか農作物を収穫する喜びを味わっていただける体験型の観光農園につきましては、周辺の観光資源を生かしたさらなる観光振興とインターチェンジの利用増進にもつながると考えておりまして、農業振興とあわせてにぎわいづくりの拠点となるよう現在進めておるところでございます。来年におきましては、小谷城スマートインターチェンジの北側の出入り口に隣接いたします0.7ヘクタールの農用地で、地元の大型農家さんの協力を得ながら観光型の栽培実験農場として運営してまいりたいと、そういう予算を計上させていただいております。その0.7ヘクタールの農用地のうち0.3ヘクタール分におきましては、観光農園的に季節の野菜を栽培し、収穫時期には地域イベントや周辺観光との連携が図られるよう、地域と一体となって取り組んでまいりたいと考えております。先ほど申しあげましたとおり、お尋ねの事業費や費用対効果については、今回試験農場というような形で運営を検証することから、そういったものを踏まえてよりよい仕組みを構築してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) お答えありがとうございます。 もう一点、ここちょっと抜けているのは何かといいますと、いわゆる0.3ヘクタールの事業主体は一体どこにされるのかというのだけお答えいただきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 市の予算を計上いたしまして、市のほうが主体的に地元と協力しながら検証を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) これは全国初めてですかね、市が0.3ヘクタールの農園をつくるというのは。これから勉強していきたいと思いますけど、観光農園をやられるということですね。確認しておきます。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) この事業の中で、地元の皆さんのご協力をいただきながら、市のいわゆる経費で検証するという形になっております。 ○議長(柴田清行君) 全国での例はどうですかと聞かれたと思うんですけど。 よろしいですか。 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 2点目移ります。 6次産業の拠点創出事業についてお答えいただきたいと思います。 中活拠点事業を推進する母体はどこで、今後成果は市民にどう公表されるのか。また、アグリビジネス推進計画を実証から実践、推進へとつなげるわけですが、今後事業主体としてビジネス指導、実績やその効果をどのように、誰が推進するのか。また、今後も主担当は産業観光部で事務を実施されるのか、当局の見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 中枢拠点整備事業を推進する運営母体や事業主体につきましては、昨日も申しあげましたとおり、現在事業者と調整中でございまして、残念ながらここでお示しいたす段階には至っておりません。西邑議員、森田議員にもお答えをいたしましたが、早期に具体像をお示しできるように協議を加速化させてまいりたいと考えております。 なお、本プロジェクトにつきましては、今後も引き続き産業観光部で主体性を持ち、取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ちょっと1点、確認だけさせていただきたいんですけども、今年の3月、30年3月の改定で長浜市の農業活性プランが提出されました。この重点プロジェクトの中には、小谷城スマートインターを周辺とする6次産業拠点化創出事業が明記してあるわけです。これ農政課が明記してるんです。こういった事業を、私が心配なのは、ばらばらでやってていいのかなというのが一つ疑問に思ってます。それできちっとした成果が本当に得られるのかなというのが、僕の一つの疑問です。さらには、今後ヤンマーさんやらJA北びわこさんとの連携をするということでございますけれども、地元商工会との関わりも私は一番重要だと思うんですが、この点について、組織体制です、こういった組織体制を十分やっていかないと、市民の大切な税を使う以上、ここら辺は少し明記をしっかりしていただかないと、やっぱりどの課が主体的に動かして、どういった成果をきちっとこの成果を市民に対して発表するかということが、私は市民が求めている、楽しみにされてる部分だと思います。特に、小谷周辺の皆さんは本当に楽しみにされています。そこをやっぱりきちっとご答弁いただきたいなというふうに思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 今の農政課にいたしましても、今の拠点室にいたしましても、それからもう少し広げますと、森林整備課も今回この事業に関わっています。いずれも当部の中で連携をしておりますが、室というものは恒久的な組織ではございませんので、今後、事業の推移によってきちっと対応できる組織にするというのは、これは当然のことかと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございます。いずれも部長の傘下にいらっしゃる課ばかりでございますので、部長のこれからのご指示、ご指導を見守っていきたいと思いますし、さらには市民がそういった心配をされてるということ、どこかの片隅に置いていただいて事業を推進していただければ非常にありがたいなというふうに思います。 じゃあ、次移ります。 4点目、子どもの居場所づくりについてお尋ね申しあげたいと思います。 1、財政支援についてお尋ね申しあげます。 子ども食堂の開設及び運営に係る経費を県、社会福祉協議会を通じて助成をされております。初年度は20万円、2年目、3年目10万円という形でなっておりますが、一定の成果と支援の輪がどんどん広がっているように、長浜市内でも実績が上がっているというふうに思いますが、こういった事業は3年で補助金がなくなります。補助金だけが全てではないわけですけども、現場の苦しい事情等を私は理解すべきだという必要性があるんじゃないかというふうに思います。一時的な子育ての応援イベントよりも、継続的に対する市の独自支援をすべきだというふうに考えますが、市の見解をお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 子どもの居場所は、子どもたちが身近なところで地域の人と関わり合いながら安心して過ごせる場所であり、その形態は多様なものがあると考えております。 本市では、子ども食堂に特化した財政支援は実施しておりませんが、子どもの居場所づくりや親の支援を目的とした補助事業、親と子の交流の場創出事業におきまして、平成30年度から子ども食堂における賄い材料費も補助対象経費となるよう見直しをして、今議会に提案をさせていただいてるところでございます。 ただし、この事業につきましては、子育て相談や子育て支援に関する講習、地域の人による子どもの見守りなど、複数の事業との組み合わせをしていただくということを条件としてるところでございます。 なお、事業の実施期間は平成32年度までの2カ年のモデル事業としているため、今後子どもの駅構想等を策定し、事業を推進する中で、同じ志を持たれる団体等が連携、協力いただいて、地域ぐるみで取り組んでいただけるような、持続可能な仕組みづくりを行っていく必要があるというふうに考えているところでございます。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございます。 そういった補助金にシフトしていただけると、本当に大切なことをそれぞれ民間がやっていただいてるというふうに思いますので、こういったそれぞれ一時的な本当に費用よりも、継続をしていただくということの費用にシフト替えをしていって、補助金の多様性に対する措置を考えていただくことで、子育て環境がすばらしい市ということで、長浜市って本当に住みやすいねと言っていただけるようになると思いますので、この点含めていろんな調整を踏まえながら、今後も検討に検討を重ねていただきたいことをお願いし、二つ目の質問に移らせていただきたいと思います。 フードバンク支援について。 まだ十分食べられるにもかかわらず廃棄されている食品、いわゆる食品ロスや耕作放棄地や多くの耕作できない畑を市が市民農園として開設することで、安心で無償で貸したいとの声を多く聞きます。こうした声を聞き、こうした土地でつくった野菜などを福祉施設へ無償で提供するフードバンク活動を支援できる体制を市として検討する必要性があると思いますが、市の見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 耕作放棄地は、農業従事者の高齢化に加えまして、従事者の減少に伴い増加傾向にありますので、国、県に市の助成も加えまして、その耕作放棄地の再生に努めておるところでございます。市内でも、NPOによる農福連携の取り組みによりまして、長年の耕作放棄地が見事に再生された事例もございますので、福祉事業者との連携は今後ますます重要な取り組みになるものと考えております。 市民農園につきましては、市が開設することにより農地の貸し手も借り手も安心感があるというようなメリットもございますが、地方公共団体以外にも多様な主体による開設が可能となっておりますので、アウトソースといった流れの中で、まずは民間の力をお借りして推進していきたいと考えております。 一方、もう一点、食品ロスの大きな課題というふうに認識いたしております。水田野菜や園芸作物の生産拡大を現在推進しておりますので、生産した農作物の中には規格外の、商品にならないものもございますし、自家用で食べきれない農作物もできてまいりますので、これらが廃棄されずに、必要としている福祉施設等へ提供できることは非常に望ましい流れであるというふうに考えております。 フードバンク活動にも食品ロスとなる農作物をつなげる形で参画するなど、福祉部局と連携しながら望ましい体制を模索してまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ありがとうございました。 一定のご理解をいただけたものというふうに思うんですけれども、やっぱりそれだけ理解をいただくということは、農業と福祉の連携というのは本当に大事でして、お年寄りが農業をどんどん推進してるんですけど、そういった方々の力を借りるということが農政の仕事なんです。農政ってそういう仕事なんです。それをやらなければ農政ではないんです。田んぼへ大豆や米やだけつくってたら、指導してたら農政ではないんですね。今後の農政というのは、本当に福祉事業と一体化して農政をやっていくことが、私は求められていると思いますし、これだけたくさんの空き農地があるんですね。それをしっかり構築させることが、私は農政の役割だというふうに思っております。 その中で、お隣の敦賀市なんかも農福連携サポート事業というのをやっております。こうした実例を、現地をしっかり見て、我々農政の職員さんは学ぶべきだと思います。どこで学んでるんやわかりませんけども、そういったところをしっかり学んで、新たな農業支援策を私は考えるべきだというふうに思ってるんですが、もう一度その答えに対して部長のお答えをいただきたいというふうに思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) ありがとうございます。 私の指導力不足という側面もございまして、まだ十分なそういう情報収集が図れてないというふうに見える部分があったかと思いますが、いろんな側面も含めまして新たな部分、特に今お話しの農福連携、こういった部分にもしっかり情報収集なりを進めてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ぜひとも職員を外へ出して学ばせていただきたいと思いますし、近くではあんなに一生懸命NPOが頑張ってるんです。はすの花つくってるんです。見に行くだけでなくて、手伝って、ああ、これは大事だなというところを政策に持っていってこそ、農福連携だと思うんですよ。見てるだけやったら誰でもできるんです。そこをどういうふうに支援させるかという仕組みづくりをつくるのが、私は農政やと思いますし、部長、私の責任ではないんです。全体の責任です。これからは、健康福祉部とタッグを組んで、しっかり構築することこそ、長浜に住んで本当によかったな、お年寄りがここで生きがいを持てるようになったなというような農政にしていただきたいということを願って、次の質問に移らせていただきたいと思います。 5点目、市街化調整区域の開発制度の新設についてお尋ね申しあげたいと思います。 市街化区域で集落を歩いて通える場所にお店や働く場所、介護施設ができたら便利だし、活気も出るねなどとの声をよくお聞きいたします。そこで、市街化調整区域における許可の基準を新しく追加し活力ある基盤を構築し、人口減少に歯止めをかけられるのではないかと考えます。具体的には、市内各地に散在する集落の地域コミュニティの維持や、交流人口増への対応、インターチェンジ周辺などの広域交通網の優位性を生かした産業振興、そのほか空き家対策、地域振興のための工場、販売所や医療、福祉、製造業、林業振興、生活密着店舗など、社会経済事情の変化による行政上の課題や本市の地域特性に応じたまちづくりに対応するための新しい許可制度を創設してはと考えますが、当局の見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 市街化調整区域は、無秩序な市街化を防止する必要があることから、都市計画法第34条に該当するものでなければ許可することができないこととなっております。許可の対象としましては、市街化調整区域に居住する者の日常生活に必要な物品の販売店舗、社会福祉施設、観光資源等の有効利用上必要な建築物などがあり、開発許可制度の取扱基準の中で、地域や規模などの詳細な基準を設けて、個別に許可の可否を判断をしています。 そうした中、社会経済情勢等の変化によりまして、人口減少や高齢化が進行し、地域の活力が低下することを防止するために、都市計画法や運用指針の改正により、許可範囲は徐々に拡大されてきております。当市におきましても、定住化の促進や人口減少などの対策としまして、28年12月に市街化調整区域で分譲宅地が可能となる条例改正や、取扱基準の見直しを行っております。 開発許可は県からの委任事務であることから、県の意見を聞きながら今後につきましても市のまちづくりの方針を踏まえ、既存コミュニティの維持や社会経済情勢の変化に対応し、必要性が認められる開発行為で市街化を促進するおそれがないと認められるものにつきましては、許可基準の見直しを行ってまいりたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 部長、私、開発許可制度ってほとんどわかってるんです。わかってこれ質問してるんですよね。誰がこの作文を、答弁書をつくられたかわかりませんけれども、申しわけございませんが、こんな待ってたんでは誰も長浜市に来ません。調整区域でやらなきゃならないというのはどういうものだというのは重々存じ上げております。いろんな事例が全国にたくさんあるんですよ。開発指導って、長浜市も開発指導というのがあるんですけれども、開発指導課って窓口にいてどういう問題が現場で起こってるかというのは、指導してる課の職員が一番よく知ってるはずです。なぜこの開発が許可できないか、それはルールがあるからです。それは当たり前の話です。そこをどういう形で、この開発制度を許可をしたらこのまちが良くなるかって考えてあげるのが、私は開発指導やというふうに思ってます。その中で、じゃあ次に制度を誰がつくるかです。これ都市計画課です。部長は、そこで全体を統括されている部長ですので、そのことを重々ご存じで私にお答えいただいてるんだというふうに思いますが、それではなぜ、滋賀県の中に近江八幡というのがあるんですけれども、近江八幡市はなぜこんなに七つも調整区域にできる道具を持ってるんでしょうか。お聞かせください。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) その近江八幡の七つというものにつきましては、ちょっと詳細がわからないんで申しわけございませんが、この開発許可につきましては、先ほど申しあげた都市計画法34条1号から14号までありまして、1号から13号につきましてはその許可基準を一定知事の判断で運用することができます。したがいまして、その部分につきましてはこれからの社会情勢を踏まえて、また相談される方の中身に応じて、柔軟にある程度対応できるかと思います。ただ、ご提案の提案基準につきましては、これは14号で県の審査会の議の必要があるという形になっております。したがいまして、こういった最近の需要につきまして一定の提案基準をつくっていってはどうかということについては、いろんな事例が増えること、またその開発が市街化の促進に結びつかずに、地域の発展につながるものという事例があれば、それは県のほうにも市として申し入れていくことはできるかと思っています。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) ただいまの再問の答えも全部私は十分認識しております、申しわけございませんが。 いろんなご相談があって、当然県の審査会にかけなければならないもの、そして、長浜市の審査会にかけていただきたいもの、たくさんあるわけですね。じゃあ、どういうふうにしてそれを処理するかというのは、開発指導の役割です。その次に、それをどういうふうに道具をつくるかというのは、都市計画の部分の役割です。その中で、先ほど例を挙げて、何で近江八幡市が次々に調整区域でお仕事ができるかというところは、十分やっぱり認識されてないといけないと思います。これは、調整区域の中で地区計画制度を七つも持っています。この七つは、我が市にはこの七つはございません。こういったところも、ちゃんと着眼を持つことが私は職員としては大事かなと思います。いついかなることにおいても、どういった問題でどう対応していくかということを対処するのが、私は職員力やと思います。このことを含めて、どういった問題が現場で発生して、それをどう対応したらいいかと本当に親身に開発指導をされてるかというところにたくさんの皆さんから疑問を持たれているわけです。その点を十分認識していただいて、ご協力いただくことで、長浜市は私はいいまちになるというふうに思います。そこは十分考えていただきたいなと思います。 次の質問に移らせていただきたいと思います。 合併後の農道管理についてお尋ねいたします。 1点目、合併後の農道管理について。29年第4回の定例議会において回答を踏まえて質問させていただきたいと思います。 極めてまれでありますが、農道に個人名義の土地が存在するなど、合併前の処置に課題がある場合もあるため、今後の方針としては農道台帳の再生を含め、全体を見直す中で費用対効果を見据えて、必要に応じ改善を図るとの見解をお示しされました。その後、改善策が一定の方向性や処理展開の見解が見えてまいりませんが、どう処理をされているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 農道台帳につきましては、今まで未整備であった木之本地区におきまして、本年1月に整備が完了いたしまして、これで本市全域の農道台帳がようやくそろったという段階でございます。全域の農道台帳はそろったものの、旧の市町単位で整備年や整備体裁が現在のところまだ異なっている状況となっております。ご質問にございましたような内容に課題のあるものもございます。今後におきましては、農道台帳の不備や県道、市道との重複等を確認し、まずは課題をきちっと整理、統一的な修正方法を見定めてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私は、なぜこの重複した質問を2回も続けて時間を割いて質問してるかというところをお気づきいただきたいなと思います。これ私個人の質問ではないわけですね。こういったご相談があって対応し、現場へ見に行き、そして担当者にはここが問題であるよということをお示しして、なおかつ何カ月もたっても答えが出てこないもんですから、一体どう内部で組織力を上げてこのことに対してご対処いただいたのかというところを私は重要な問題だと思ってるんです。そこが今回の大きな問題ですし、そして農政課の欠けているところやと私は思っております。 そこで、こういった問題に対して地元が苦しんでらっしゃることに対して、すぐさま処理をするということが、私は職員力を上げてでの対処策やと思うんですが、私が言ってることが間違ってるんかどうかわかりませんが、その点もう一回ご答弁いただきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 今ご再問いただきました事案につきましては、担当部局より報告を受けております。個々の事案という部分につきましては、今議員がおっしゃられましたように、若干手続上に時間がかかったり、少しご納得いただけるような対応ができておらなかったということも報告を受けておりますが、実は、農道につきましては年間にそういった形でご相談を受けるのが、非常に数が少のうございます。現在、紙ベースのがそろった段階でございまして、これを一気に全体がデジタル化等の農道台帳を再整備するという費用対効果の部分がございますので、個々の対応はきっちりしっかりするというような指導をしてまいりたいと考えますが、全体につきましてはしっかりと全体を見定めた中で考えてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) そのお言葉を信頼させていただいて、もうしばらく待たせていただきたいと思います。 2点目移りたいと思います。 市道再編に対する考え方についてお聞きしたいと思います。 今回、道路台帳の整備と市道再編検討の予算を農道管理者としてどう考えておられるのか、そのご見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 今回、道路台帳を整備及び市道再編が進められることとなっておりますが、農道との重複や旧町の境界での不整合等については、今回の中で対応してまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私の質問は、市道管理者はこの台帳整備が整ったことで、今回市道再編の一定の方針を示されるんだというふうに思います。ということは、一定の物差しを示されることになります。当然、その物差しの中にはそれぞれ合併前の市町の考え方がそれぞれ統一できていないことから、統一される考え方が出てくると思います。その中に、きちっと農道についても入れておかないと、整理がつかないんじゃないかというふうに私は思います。したがって、今回のこの予算の中に、本来でしたら農政課のほうも、その精査をするための私は費用が必要でなかったかというふうに思うんですが、いかがですか。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) まずは、市道再編検討に伴う道路台帳の再整備において、農道との調整を図りまして、それらの作業が一定落ちついた段階で計画的に進めてまいりたいと考えております。 ○議長(柴田清行君) 中嶌康雄議員。 ◆14番(中嶌康雄君) 私が心配するのは、当然市道再編というのは本当に重要なことです。しかも、市民生活に密着するものです。この市道がなくなれば、おうちも建てられなくなります。なくなるということはないと思いますが、一定の考えを統一するときには、必ずどこかで農道管理者の問題が出てくると私は思います。したがって、ここの連携を密にしないと後でしまったと、後でほかの議員から、うちの村の道路がなくなっちゃうじゃないかというふうな形になってまいります。そういったことがないようにしようと思ったら、しっかりとした連携を行って、農道というものはやっていかなければいけないと思いますし、さらに道路というものは交付税の対象となっておりますので、この点をきっちりやることが、私は本来は筋ではなかったんかなというふうに思います。 改めて、こういった思いが市民の願いの中から私に答えさせているということをご理解いただいて、真摯に受けとめていただいて善処していただけることをお願いしておきたいというふうに思います。 これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田清行君) 次に、鬼頭明男議員、登壇願います。 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) (登壇)それでは、発言通告に従いまして質問をさせていただきます。 1番、長浜市地域公共交通網形成計画について質問いたします。 公共交通を考える上で、市民が利用しやすい公共交通、地域づくり、まちづくりとの連携等、公共交通ネットワークの再構築という視点も欠かせません。高齢化による運転困難者の増加という大きな課題もあり、長浜市が最優先で取り組まなければなりません。公共交通整備はまちづくりの土台です。どんなに赤字となっても、市民の生活を守るために維持していかなければならないと考えています。公共としてバスを残すべきだとの声等もあります。 一つ目の質問に入ります。 1、バス路線から予約型乗り合いタクシーへの切替えについて質問いたします。 長浜市地域公共交通網形成計画では、新たに高月観音号、びわこ線、小谷山線がバス路線から予約型乗り合いタクシーに切替える方針ですが、地域の方の声をしっかり聞いてほしいと質問してきました。地域の方からの声はどうであったのか。また、今後の周知はどのようにされるのかについてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) この件に関しましては、平成28年度から地域の方々と意見交換を行ってきておりまして、湖北地域では連合自治会と延べ5回、高月地域では地域づくり協議会を中心に延べ7回の協議を重ねてきております。その中で、公共交通の今の現状、今年度行いました利用実態調査の結果、また予約型乗り合いタクシーいわゆるデマンドタクシーの概要の説明とあわせて市の考え方も説明させていただきました。このデマンドタクシーへの転換につきましては、一定ご理解をいただけたというふうに感じております。 今後は、この湖北高月地域の公共交通利用者の実態に適応した、コンパクトで利用したいときに利用ができるこのデマンドタクシー、この利便性や利用方法について利用者の方への丁寧な説明に努めていきたいと思っております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 今おっしゃってくださいましたいろいろな声を聞いてくださったことは、今の回答でよく理解できています。私も、個別に直接生の声を聞いてきました。ちょっと少し多かった声について、私の意見も踏まえながら再問させていただきます。 まず一つ目は、車を持ってなくて近所の方に無理を言って一緒に、また家族に送り迎えを頼んでいるという方の声ですが、今は頼れるからいいですが、定時に来るバスに慣れていて、予約型相乗りタクシーはよくわからないので不安、バスのがいいと、こういった声もあります。また、例えば大変なことなんですが、現在困っている方に自治会を通じて、誰か困っているかよく知っておられるので、これは僕の意見です、説明会をして予約の方法とかを細かく伝えていくこともまた必要だと思っています。 また二つ目は、予約するのが大変そうだと、こういう声も聞かれます。そういった方には、また私の意見なんですけど、定期的に利用したい人には契約しなければならないと思いますが、例えば買い物に行きたい方には毎週何曜日の何時にと場所を決めておき、何人か集まっていただき利用していただく方法などもあると私は思います。 さらに、公共バスは聞き慣れていますが、乗り合いタクシーはしっかり公共として維持されるのかという心配の声もありますが、利用の心配と今後もしっかり公共の役割を果たせるのかについて、再度再問いたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) この湖北地域と高月地域でデマンドタクシーに切替えるということにつきましては、収支率が5%を切っております。したがいまして、二つの路線合わせて市から4,700万円余りの補助をしてきてると、こういった中でその地域における公共交通をどう維持するほうがいいのかということで、デマンドタクシーのほうの切替えの方針を持ってきております。ただ、このデマンドタクシーにつきましては、まだ利用されてない方につきましては、不安だとか不便になるんではないかというご心配の声もいただいてることは事実でございますので、その辺の利用の仕方とか利便性については十分に説明していきたいと思います。利用されてる方におきましては、定期バスよりも使いたいときにできるだけ近いところまで行けるということでご好評もいただいておりますので、その辺の説明をしっかりしていきたいと思います。 また、登録制の問題なんですが、やはり一般タクシーとの違いをしっかりとつけていく必要がありますので、一定登録制ということをお願いしております。ただ、この登録の仕方につきましても十分に案内をしていきたいと思います。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) またしっかりと市民の方の声をお聞きください。 また、2番に移ります。 予約型乗り合いタクシーの運行、運行経費について質問いたします。 浅井地区、西黒田、神田地区、琵琶湖地区、木之本地区での利用者数は増加傾向にあるとのことですが、予約型乗り合いタクシー運行、予約が増大したときの対応に心配との声もあります。現在の運行状況と今後の運行に当たって、タクシーの台数や運行はうまくいくのかについてお伺いします。また、運行経費の伸び等の積算はどのように計画されているのかについてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) 現在、長浜市、米原市におきますタクシーの実働率は57%ということで、約4割が空き車両の状況になってるということでございます。この空き車両がデマンドタクシーとして活躍いただける車両となると思います。現在は4地区で3事業者が参入されております。この3事業者で76台の車両を保有されていることから、その率で行きますと30台以上の車両がデマンドタクシーの対応車両として利用できることになりまして。また、新規導入予定の湖北と高月合わせて6地区のデマンドタクシーとなっていくわけなんですけども、十分に対応可能であるというふうに考えております。 また、経費につきましては、デマンドタクシーに移行した場合、現在の利用者数から推計しますと、コミュニティバスの市補助額と比較しまして、約4分の1程度にまで削減できるという試算をしております。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。
    ◆21番(鬼頭明男君) ありがとうございます。 少し再問ですが、確認ですが、今4分の1に経費は削減とおっしゃいましたが、今後例えば利用者さんが増えていくとなれば、さらに多く利用されたとしても乗り合いタクシーのほうが安いという、そういう計算になるんでしょうか。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) ただし、デマンドタクシーも利用が増えれば増えるほどそれに合う市のほうの補助が増えますけども、結果としまして、コミュニティバスに対する補助を上回ることはないというふうに想定しております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) ありがとうございます。 三つ目に行きます。 観光客について質問いたします。 バス路線から予約型乗り合いタクシーへの切替えで、観光客に影響はないのかについてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) この湖北地域、高月地域でデマンドタクシーに転換するとしました理由につきましては、先ほど申しあげた財政上等の理由があるということでございますし、このデマンドタクシーにつきましては地域住民の日常生活に必要不可欠な交通手段を確保し、もって住民福祉の向上を図ることを目的とするというふうに位置付けております。したがいまして、地域住民の交通を確保するという観点でデマンドタクシーに導入しますので、ご理解いただきたいと思います。 なお、観光客の方につきましては、高月駅、河毛駅とも一般のタクシーの待機場所もありますし、レンタサイクル等の整備もありますことから、観光施設への移動手段については一定確保されているというふうに思っております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) ありがとうございます。 本当に、まだこの切替えでどうなるか心配という声が本当に大きいんです。ぜひその親切な説明と、予約のやり方とか、また親切によろしくお願いいたします。 そしたら、2番目に行きます。 デジタル教科書について質問いたします。 政府は、タブレット端末などで利用できるデジタル教科書を2020年度から本格的に学校現場での活用を促す考えですが、以下3点についてお伺いいたします。 デジタル教科書について。 1、本市のデジタル教科書について、現状と分析についてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 本市では現在、指導者用デジタル教科書を市内7中学校で導入をいたしております。指導者用デジタル教科書に係ります効果といたしましては、生徒の関心、意欲が向上する。映像や音声によって生徒にとってわかりやすい授業が展開できるといった声が上がっております。したがいまして、ICTの導入には有効であると考えます。 しかしながら、一方解決すべき問題も存在するというふうに認識をしておるところでございます。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) ありがとうございます。 昨日も少しおっしゃっていたんですけど、パソコンの更新とかタブレットの導入ということで、効果的だということはわかりました。この進めていくデジタルタブレットについてなんですが、今後効果的に進めていくとのことなんですが、かなりの予算が見込まれると思いますが、どれぐらいなのかお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 先ほども答弁の中で申しあげましたが、順次各小学校、中学校において整備をしてまいりますが、生徒一人ひとり、児童一人ひとりという配備ではなく、台数に限りがございます。それを順次、数カ年かけまして各学校のほうに配備していくという形をとらせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) ありがとうございます。僕の勘違いでした、申しわけありません。 2番に進みます。 費用について質問いたします。 費用の問題は重大な問題と思いますが、導入されるとなると保護者負担の可能性があるのかについてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) デジタル教科書の導入に当たっての費用負担についてでございますが、教科書無償制度の趣旨を踏まえつつ、慎重に判断していかなければならないというふうに考えております。したがいまして、今後国の動向を注視しながら動向を見てまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 政府の動向を注視してということなんですけど、今後基本的に紙の教科書を教材と使いながらも、デジタル版の併用を求めることも想定していると思います。授業によってはデジタル版でも可能としていることから、今後のデジタル版への保護者の関心も高くなってくると思います。このことから、今後仮に、先ほどもちょこっと聞きましたが、生徒全員に行き渡るのかということを少し確認しておきたいのですが、お伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 将来的なお話というふうに捉えさせていただきたいと思います。 まずは、先ほど申しあげました年次計画によりまして、各学校に配備をした後に、その有効性を再度確認をさせていただきながら、また2020年から本格的に学校現場で活用することとなりますデジタル教科書の有用性を考えながら、検討して進めてまいりたいというふうに考えます。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 将来的ということで、私はそうなるとすれば、保護者負担がかなりの負担やと思いますので、保護者負担には反対だということを改めて伝えておきます。 3番に行きます。 健康面について質問いたします。 デジタル画像による目や脳、体などの影響についてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 文部科学省が設置いたしました「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議の最終まとめにおきまして、ICT機器の健康面への影響について、次のように報告されております。 ICTを活用した授業の前後で、児童・生徒の身体の調子に顕著な変化は確認されないというアンケート結果のほか、学校外におけるICT機器の利用が進んでいる現代社会においてはデジタル教科書の使用のみで問題を生じるわけではないという意見があった一方で、長時間の使用により依存症などにつながるおそれがあるといった意見があったほか、視力や脳の発達など健康面への影響について不安を持つ保護者もいるという報告がなされていることを、教育委員会としては認識しております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 3番に行きます。 除雪について質問いたします。 1、除雪が困難な方への除雪費用の支援について質問いたします。 屋根の雪おろし等に1回5万円、今年は3回要請したため、市より補助は1回1万円、実費費用が12万円となり、屋根の雪おろし等にかなりの費用がかかっている現状がありますが、支援の増額について本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤居敏君) 今年度及び昨年度の雪おろし補助申請の1回当たりの実費費用の平均額は、約2万円でございます。また、重機を使用した場合では約2万5,000円となっております。これに対しまして、本市の雪おろしの補助額は1回当たり1万円、重機を使用した場合では2万円を上限として交付させていただいてるところでございます。それぞれかかった費用の2分の1以上の補助となっていることから、現在の補助額は妥当であるというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 私直接またその地域に行って、声を聞いてきました。会えた2人の方も、毎年雪も大変ですが、やっぱり生まれて育ったとこはいいところですよとおっしゃっていました。ただ、年も年だし、屋根の雪おろしなどはもうできないと。頼むにしても年金暮らしで費用も大変と、こういう声も本当に切実でした。もう少し支援していただけるとありがたいと言っておられました。お伝えしておきます。 次に行きます。 2番、保育園、幼稚園の除雪について質問いたします。 除雪作業をされている先生の姿を見て、保護者の方から「先生が大変。どうにかなりませんか」と連絡がありました。園によっては、バスや乗用車の出入りもあり、園児の登園前の除雪作業は本当に大変です。除雪機が必要と考えますが、除雪作業に時間を要し、保育準備や教員の体力、体調に支障が出ないとも限りません。業務委託等の除雪は考えておられないのかについてお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 各園の除雪につきましては、園の職員を中心に保護者や地域ボランティアの方々のご協力を得ながら、園に配備している除雪機を使用して実施させていただいております。今後も引き続き、こうした体制の中で除雪を考えておりますので、業者への委託については現在のところ考えておりません。しかし、今年のような降雪が多く、各園での除雪が追いつかないといった場合には、教育委員会のほうも共同で除雪に当たるなどして工夫をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 本当に、保護者さんからこのような声をいただくことは、本当に先生にとっても本当にうれしい声だと思います。子育て世代の方が、ここに住みたいと思っておられるあかしだと思います。一度、除雪について各園の状況等の確認をしていただければ、女性の先生方が多いんで大変だという声もありますので、ぜひその点をよろしくお願いいたします。 では、3番に行きます。 市内の小・中学校の除雪について質問いたします。 市内の小・中学校において、除雪機の配備はどのような現状なのか。台数は足りているのか。また、業者への委託について委託費用など、本市はどのようにお考えかお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 各小・中学校におけます除雪機の配備につきましては、小学校27校中23校、中学校13校中10校となってございます。現在、除雪機が配備されてない小・中学校につきましては、これまでの降雪状況を勘案しながら順次除雪機を配備する予定をしております。なお、小・中学校の施設除雪につきましては、基本的には各小・中学校でご対応いただいておるところであり、現在業者への委託については考えておりません。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 今小学校が27中23と。中学校が13中10校ですね。小学校は4校と中学校が3校ないということなんですけど、順次入れてくださるという話なんですけど、今年のような大雪だとまた大変ですので、必ずまた小学校の声も中学校の声も聞いていただいて、よろしくお願いいたします。 4番に行きます。 歩道を塞いでいる除雪について質問いたします。 国道除雪の雪が山となって道路を塞いでいることについて、本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(米澤辰雄君) この道路の除雪作業につきましては、各道路の管理者が行っている状況でございます。交差点とかの付近の歩道に雪を積み上げないようにすることにつきましては、市では除雪委託業者の説明会においてそのような指導を行っております。また、国道や県道につきましても同様の指導を除雪委託業者にしていただけるよう、国や県に対してもお願いはしております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 再問はないんですけど、あと本当にもう50センチ、注意していただければ通ることができますので、ぜひ県とも連携も含めて、今後気をつけていただければありがたいなと、そう思います。 4番に行きます。 支所の空きフロアの活用についてです。 1、支所の空きフロアの今後の活用について質問いたします。支所の空きフロアの今後の活用について、本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 総務部長。 ◎総務部長(且本安彦君) 現在、旧町役場を支所と使用しておりますところのということでご説明させていただきたいと思います。 まず、旧高月町役場庁舎につきましては、高月支所とあわせて子育てに関する北部地域の拠点としての活用というふうにしております。 また、旧西浅井町役場につきましては、まちづくりセンターとの一体利用ということでございますので、地域住民の交流の場として解放しており、平成31年度からは西浅井支所のほか、地域医療の拠点としても活用をしてまいります。 旧浅井町役場につきましては、浅井支所のほか教育センターとして利用しておりますが、公用施設としての利用を今後も基本としてまいりたいというふうに考えております。 次に、旧湖北町役場につきましては、湖北支所のほか、現在は長浜市社会福祉協議会に貸し付けを行っているところでございますが、北びわこ農協さんへの貸し付けに向けての協議も、この間続けてきたところでございます。協議の中で、やはりオープンフロアの中で金融機関としてのセキュリティーの確保あるいはセントラル方式の空調、電気設備の利用など、移転に関します資産投資への負担がかなり大きいということもございまして、当初5月からということで予定はされておりましたが、5月からの移転は凍結したいということで、北びわこ農協さんから回答をいただいているところでございます。 本市としましては、新たな貸付先の検討も含めまして、引き続き有効活用に向けて努めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) ぜひ有効活用に向けて検討をよろしくお願いします。 2番につながりますので、2番に行きます。 市民案の活用について質問いたします。 市民の方は、今後支所がどのようになっていくのかと本当に心配されておられます。支所は、各地域の中心です。市民の皆さんから、活用案を募集してほしいとの声もありますが、本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 総務部長。 ◎総務部長(且本安彦君) 支所の活用につきましては、ご提案をいただきたいということで、随時お伺いをさせていただくということで対応を臨んでいるところでございます。実現性のある具体的なご提案につきまして、ぜひお伺いをしていきたいと、そういう姿勢で臨ませていただいておりますので、今後ともご提案がありましたらよろしくお願いいたします。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) ぜひお願いします。私も、この点でもまた市民の方から声を聞いてきました。市民案によるとなると予算も絡んできますが、市民の方の声を聞くことで、ふとしたいいアイデアが生まれるかもしれません。私が聞いているのは、誰かがいて触れ合う場所が欲しいと。毎日どこかで誰かがいるんだということの触れ合いの場が欲しいということも聞いています。また、触れ合うことで、先ほども言いましたが、予約型乗り合いタクシーの利用にもまたちょっとつながるんじゃないかなということも私は考えています。こういった生活のリズムの流れをつくることも大切だと思っています。 また、こういった声もあります。支所を生かした冬でも使える室内グラウンドゴルフ場、初で大会が開けるんじゃないかと。ワンフロアを全部して、ほういう声もあります。また、子育て世代の方からは、ぜひ大きな子どもの空きフロアを、土日も遊べるような空きフロアを冬場でつくってほしいという声もあります。こういういろいろ点々としていますと、いろんなアイデアが生まれてきますので、ぜひ市民の方を巻き込んで、支所の活用よろしくお願いいたします。 5番に行きます。 課税通知書のマイナンバーについて質問いたします。 1、住民税の特別徴収税額の決定通知書への個人番号の記載について。 総務省は、当分の間、市町村長は特別徴収義務者に特別徴収義務者用通知書の交付を行うときは、個人番号及び個人番号または法人番号の欄の記載はしないこととするとしましたが、個人番号の記載について本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(今井克美君) 住民税の特別徴収税額の決定通知書への個人番号の記載につきましては、法律の規定によりまして個人番号利用事務実施者である市は特別徴収義務者に番号の提供をすることができるとなっております。しかしながら、地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成30年1月1日から施行され、この改正によりまして当分の間、住民税の特別徴収税額の書面による決定通知書への個人番号の記載はしないこととなりました。したがいまして、本市ではこれを受けまして、平成30年度の特別徴収税額の書面による決定通知書への個人番号の記載は行わないことといたします。 以上です。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 申しわけないです、再度質問いたします。 総務省がなぜ記載をしなくてもいいかと言われたことに関して、再度もう少し詳しくお願いいたします。 ○議長(柴田清行君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(今井克美君) 誤送付等があったということを踏まえて、当分の間ということを聞いております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 再々問いたします。 誤送付があったということは私も聞いています。東京23区などで番号記載を求めない自治体も広がる一方、個人番号の漏えいも発覚しております。18年度上半期には、個人番号の漏えいが二百数十件、そのうち百数十件が誤送付という原因もされています。これは本当に、総務省の責任が問われたことだと私は思っています。今年はもちろんなんですが、昨年は送付されました。私の言いたいのは、前回私の質問でも言いましたが、昨年ですが、記載しないところもあると私は質問いたしました、そういうとこもあると。はっきり言いますと、政府からだとはいえ、記載しなくてもよかったのではないかと私は思うんですが、市の考えはどうなのかよろしくお願いいたします。 ○議長(柴田清行君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(今井克美君) 市としましては、他市の状況等も踏まえながら、総務省の通知等に従いながらやっていくということでございます。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) では、次行きます。 6番、民泊について質問いたします。 1、民泊の規制について。 2018年6月から民泊新法、住宅宿泊事業法が施行されますが、市民生活、住環境を守るため、住宅専用地域等の規制、宿泊施設内で管理者常駐、町内会等の説明合意、市役所に苦情や相談等の窓口についてどのように考えておられるのか、本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 産業観光部長。 ◎産業観光部長(松居雅人君) 本年6月施行の住宅宿泊事業法では、事業者から滋賀県への届け出によりまして、マンションの空き部屋や空き家を活用したいわゆる民泊事業が実施できることとなります。このため、6月以降は簡易な条件によりまして民泊事業が行えることとなります。そこで発生するトラブル等につきましては、第一義的には事業者が直ちに対応することが求められております。それから、指導監督を行いますのが県ということで、県がその窓口を持っております。しかしながら、地域住民の安全・安心な生活環境は市にとっても当然確保すべきものでございます。市におきましても、今後事業者情報の把握など、関係機関との情報を共有してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) この民泊については、緊急に先に進めていただけるように、今後の対応も含めてよろしくお願いいたします。 7番です。 小学校での更衣場所について質問いたします。 1、各学校での更衣場所について質問いたします。 各学校での更衣場所について、水泳、体育などの更衣は1年生から3年生まで同じ部屋で着替えている学校もあれば、3年生の水泳は別部屋であるが、体育は同じ部屋の更衣であるという学校もあると聞いています。男女同じ部屋での更衣について、保護者さんから少し疑問の声も聞かれています。このことについて、本市の見解をお伺いいたします。 ○議長(柴田清行君) 教育部長。 ◎教育部長(改田文洋君) 各小学校におけます子どもたちの更衣の場所につきましては、学校により若干の違いはございますが、おおむね水泳では3年生、体育につきましては4年生で男女別々に実施されています。更衣場所は、児童の発達段階により学校が適切に判断し、決められているものというふうに教育委員会としては認識しております。しかしながら、男女が同じ部屋で更衣を行うことについて、今後学校側から相談があった場合には、適切な対応ができるように配慮してまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(柴田清行君) 鬼頭明男議員。 ◆21番(鬼頭明男君) 学校からの相談ということもおっしゃいましたが、保護者さんから聞くと、もちろん保護者さんの声もあるんですけど、うちの子、ちょっと3年生やけど恥ずかしがってるという声も聞くんです。ぜひこのことは、転校などによって学校が変わったときに戸惑う子もいると思うんです。ぜひ長浜市全体を統一してもらいまして、学年を1学年下げるなり、いろいろ事情はあるとは思いますが、ぜひ検討のほうをよろしくお願いいたしまして、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田清行君) それでは、これをもって本日の一般質問を終了いたします。 本日の日程はこれをもって全て終了いたしました。 なお、明16日の会議は、会議規則第9条第2項の規定により会議時間を繰り上げ、午前9時から再開することを3月8日開催の議会運営委員会でご協議をいただきました。 よって、明16日の会議は午前9時に再開いたしまして、議員個人による一般質問を続行いたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。    (午後4時34分 散会) 会 議 録 署 名 議 員   議 長   柴 田 清 行   議 員   中 川 リョウ   議 員   中 嶌 康 雄...